営業に転職したいと思っている人も多いのではないでしょうか。
営業職の場合は、自分が頑張ることで報酬が高くなり、月収も青天井で上がっていくことが多いです。
そこで、この記事では営業職に転職したいと思っている人に向けて、営業職に転職する方法や営業職に向いている人の特徴について紹介していきます。
それではみていきましょう。
営業職へ転職する方法
営業職へ転職する方法は、以下の3つです。
- 転職サイト経由で応募する
- ヘッドハンティング
- 会社に直接応募する
転職サイト経由で応募する
営業職への転職で一番ポピュラーなものが、転職サイトを経由して応募するものです。
転職サイトでは、営業職がメインの人材紹介会社が運営しているものだけではなく、営業職以外でも募集している総合系の人材紹介会社が運営しているものもあります。
転職サイトを利用する際には、自分のスキルの棚卸しをした上で、自分がどのような経験を持ち、どのような会社に応募したいのかを明確にしましょう。
転職サイトに掲載されている営業の求人も様々で、インサイドセールスから新規飛び込み営業、ルート営業などです。
その中で、自分がどのような営業をしていきたいのかを明確にできると、転職サイト経由で応募しても採用される可能性が高いでしょう。
また、転職サイトの中にはエージェントが求職者と二人三脚で採用まで面倒を見てくれるところもあります。
例えば、転職サイトの中には求職者のスキルや履歴書の添削などをしてくれるサービスを行っていたり、その他にも求職者にあっている求人を選んでくれるサービスを展開してるところもあります。
そのため、転職サイトを利用する際にはエージェントがいるところを選ぶと、より自分に合った求人を選ぶことができるでしょう。
ただし、転職エージェント経由で営業職に転職する場合、ある程度転職サイトに利益のある求人を提案されることが多いのも事実です。
そのため、自分の中で何を一番重視するのか決めたうえで、転職サイトを利用すると良いでしょう。
ヘッドハンティング
営業職の場合、ヘッドハンティングで転職することもあります。
特に、外資系の生命保険会社などはヘッドハンティングで営業マンを確保しているところも多いです。
プルデンシャル生命などはその筆頭で、営業未経験の人であっても人脈などをもとに、営業マンとして見込みがあればヘッドハンティングされることがあります。
ヘッドハンティングで採用される場合、一般的な転職とは違いある程度最初から待遇が保証されているのが大きな魅力です。
また、転職においてもヘッドハンティングの場合は、自分で給与なども交渉などもしやすいでしょう。
営業の場合、インセンティブとしていくら返ってくるのかが大きな交渉材料になるでしょう。
その点でも、ヘッドハンティングの場合はインセンティブのリターン率を上げることであったり、その他にもインセンティブがつく項目を増やすことができるなど、自分の思い通りに転職をすすめられる可能性が高いです。
一方で、ヘッドハンティングをされるためには、今の職場である程度成績を出していて、一目置かれていることが必要になってくるでしょう。
会社に直接応募する
自分が気になっている会社がある場合、その会社に直接応募するのもいいでしょう。
営業職に転職したい場合、多くの場合は転職サイトを経由して応募することが多いです。
ただし、会社によっては自社サイト内で求人を募集している場合もあり、その場合直接応募した方が採用される可能性が高いとも言えるでしょう。
転職サイトを経由する場合、求職者を採用すると会社は転職サイトに対して一定の手数料を支払うことになります。
一方で、求職者が会社に直接応募してきてくれると、会社は転職サイトに対して支払う手数料を無くすことができます。
そのため、会社としてもメリットが大きいのが事実です。
営業職が向いている人の特徴とは?
営業職が向いている人の特徴は、以下の5つです。
- メンタルが強い
- コミュニケーション能力に長けている
- 体力がある
- 顧客の立場になって会話ができる
- 自社の商材を正確に理解できる地頭がある
メンタルが強い
営業職が向いている人の特徴の一つに、メンタルが強いことが挙げられます。
営業職の場合、ノルマが決められていることが多く、ノルマを達成することができないと上司から詰めと呼ばれる指導がされることがあります。
もちろん、今の時代このような指導がされることは少ないですが、営業職の場合、特に営業会社の場合はこのように体育会気質で昔ながらの指導がされることも多いです。
その点で、メンタルが強くないと潰れてしまう可能性があるのも事実でしょう。
また、新規飛び込み営業の場合は、訪問先に営業してもその会社から罵声を浴びせられたり、心無い言葉をかけられることが多いです。
その点でも、メンタルが強くないと営業職としてやっていくのは難しいと言えるでしょう。
コミュニケーション能力に長けている
営業職に向いてる人の特徴の一つに、コミュニケーション能力に長けていることがあります。
営業とは、人と人とのコミュニケーションをもとに商品を販売するものです。
そのため、商品の魅力があることはもちろんですが、営業マンに魅力があることも大きな大きな要素の一つになります。
また、コミュニケーション能力に長けていると、クライアントとの折衝でも自社に有利なように進めることができ、その結果より多くの商品を販売できる可能性もあるでしょう。
体力がある
営業の場合、体力があることも重要な要素のひとつになってきます。
営業と一言で言っても、様々な営業があります。
例えば、インサイドセールスやテレアポ営業の場合は、会社の中から営業が出来ることも多く、実際に人と会う機会が少ないのも事実です。
一方で、ルート営業や新規飛び込み営業、訪問営業の場合は実際にお客様と会う必要があります。
そのため、お客様の元に出向かなくてはいけません。
その点で体力がないと厳しいというのも事実でしょう。
また、新規飛び込み営業などの場合、訪問先の会社の都合上、営業する時間が夕方から夜になることも多く、また早朝から働くことが求められることもあります。
顧客の立場になって会話ができる
営業に向いている人の特徴の一つに、顧客の立場になって会話ができる能力がある人が挙げられます。
営業はお客様に商品を売るのがメインですが、お客様がどのような要望を持っていて、その要望をどのように解決できるのか、そしてその要望を解決する中で自社の商品・サービスがどのように役に立つのかを説明していくことで、営業を進めやすくなります。
ただし、このようにお客様が何を求めているかを理解するためには、顧客の立場になって物事を考えなくてはいけません。
顧客の立場になって物事を考えることで、お客様が現状不満に思っていることや改善してほしいところなどを見つけることができます。
自社の商材を正確に理解できる地頭がある
自社の商品・商材を正確に理解できる地頭があることも重要です。
例えば、皆さんのもとに営業マンが来た際に、自社の商品をうまく説明できないもしくは抽象的な説明しかできない営業マンと、自社の商品を完璧に理解していてその中でどのように日常生活や業務の中で役に立つのかを説明できる営業マンが来た場合、どちらから商品を購入したいと思いますか。
もし同じ商品を販売している場合、自社の商品を完璧に理解している営業マンの方から購入したいと思う人が多いのではないでしょうか。
これは、自社の商品を完璧に理解していないと、説明自体がたどたどしく抽象的になってしまい、結局商品の魅力を伝えきれないことが主な要因です。
また、自社の商材を正確に理解できていないにもかかわらず、その商品をお客様に売るというところでお客様から不信感を持たれてしまうのも事実です。
その点でも、自社の商材を完璧に理解できる地頭がないと営業として成功するのは難しいでしょう。
特に、機械系の商材を販売する場合、専門知識が必要になり、知識をつけるためには勉強が必要です。
そのため、営業として成功するためには自社の商材を正確に理解できる地頭があり、その上で自社の商材を正確に理解しようとする姿勢や、商材を理解するために勉強する態度が重要になってくると言えるでしょう。
営業職への転職は厳しいと言われる理由
営業職への転職は厳しいと言われる理由は、以下の3つです。
- 離職率が高い
- 30代以降は求人が少なくなる
- 仕事でのスキルが身につきにくい
離職率が高い
営業職は、比較的離職率が高いと言われています。
実際に、第二新卒として就活をしている人の3割は、前職が営業職であるというデータもあります。
これは、新卒で入社した会社で営業職に配属された人は、離職した上で第二新卒として再度就職活動をしていると言うことです。
このように、離職率が高いため営業職に転職をしても、馴染むことができないと言う人も多いでしょう。
30代以降は求人が少なくなる
営業職の場合は、メンタルの問題や体力の問題から30代以降になると一気に求人が減ってきます。
そのため、若いうちでないと営業職に転職するのは、難しいでしょう。
特に、未経験で営業職にキャリアチェンジしたい場合は、30代以降の求人は管理職やマネージャーレベルでの採用になるので厳しくなります。
そのような背景から、営業への転職は厳しいと言われることが多いです。
仕事でのスキルが身につきにくい
営業では、スキルが身につきにくいため転職は厳しいと言われることも多いです。
転職の主な目的は、スキルの向上や給与をあげることでしょう。
その点で、営業ではコミュニケーションスキルなどは、身につけることができますが、専門的なスキルを身につけるのは難しいです。
まとめ
営業への転職は、向いている人向いていない人がいるのも事実です。
しかし、実際にやってみないと向いているかどうかを判断できません。
そのため、営業への転職に興味がある人は、ぜひ一度応募してみましょう。