ホンダの営業の待遇とは?応募するメリットや概要も紹介

ホンダは日本を代表する自動車会社として知られていますが、それだけではなく農業用機械や2輪車の製造なども行なっているメーカーです。

そこで、この記事ではホンダの営業職に就きたいと思っている人に向けて、ホンダの営業職の待遇やホンダの営業職に応募するメリット、ホンダの営業職の概要について詳しく紹介していきます。

それではみていきましょう。

ホンダの営業求人の概要とは?

ホンダの営業職は大きく二つに分けることができます。

一つ目がホンダの本社で営業職を行う本社採用の営業担当者です。

本社で採用される営業担当は基本的には、リテール営業ではなく自社が製造する製品を海外に広める海外営業や法人に向けて営業する法人営業がメインになってきます。

また、営業するものも自動車だけではなくマリン用品など幅広いものを取り扱うのが特徴的といえるでしょう。

一方で、ホンダの場合は本社だけではなくカーディーラーで営業職の採用も行なっています。

ホンダのカーディーラーの営業職は海外営業などは行わず、基本的には地域のお客様に対してホンダの車を販売していくのが仕事です。

そのため、リテール営業ということができるでしょう。

地域に根ざした営業を行っていくので基本的には採用されたディーラーから移動することはなく、転勤することもなく働けるのは大きな魅力です。

ここでは、ホンダの営業職の概要を本社採用の営業職と販売会社採用の営業職に分けて詳しく紹介していきます。 

ホンダ本社の営業職の概要

ホンダ本社の営業職では、業務内容として以下のことが記載されています。

海外営業として、ホンダ製品(二輪またはパワープロダクツ)を担当します。

※ご経験や適性に合わせ、いずれかの製品をご担当頂きます。

各地域の現地法人や販売代理店に対する、製品輸出、需給調整、販売戦略企画立案/推進サポート、事業管理 をグローバルに展開して頂きます。

短期中長期事業計画の取りまとめと本部本社としての推進管理

受発注、供給管理

予実管理、売掛金管理等

貿易実務業務 

現地法人のサポート   など

担当エリアの特徴や状況に合わせ、幅広い業務をお任せします。

このように、ホンダ本社の営業職はより大きな単位で営業をしていき、toCの営業ではなくtoBの営業になるのも特徴です。

ホンダ販売会社の営業職の概要

ホンダの販売会社の営業職の業務内容は、以下のように記載されています。

埼玉県内の幅広い年齢層のお客様へ、新車中古車の販売

点検、車検案内等のお客様へのフォロー

自動車損害保険の販売

購入後一定期間が経過しているお客様へ、買い替えの提案営業

ダイレクトメールの作成、送付

また、採用に当たっては以下の資格があることで優遇されます。

1) 高卒以上 旧普通免許以上(AT限定不可) ※接客業(他業種)経験者優遇

2) 高卒以上 国家二級整備士 旧普通免許以上(AT限定不可)

※ 特定以外の中型自動車を運転できない方は、入社後1年以内の免許取得が条件となります

給与 ※年齢、経験等を考慮の上、当社規定により優遇します。

ホンダの販売会社の大きな特徴は、お客様にダイレクトで営業を行っていくということでしょう。

また、ホンダ本社の場合は高卒で入社するのが難しいですが、地域の販売会社であれば高卒でも入社しやすいのは大きな魅力です。

ホンダの営業求人の待遇

ホンダの営業求人の待遇はホンダ本社とホンダ販売会社では大きく異なります。

ホンダ本社の場合は年収1,000万円を目指すことも十分可能で、実際に年収1.000万円以上得ている社員も多くいます。

一方で、ホンダ販売会社は本社から見ると子会社という扱いになるので本社と比較すると、平均給与はそこまで高くないと言えるでしょう。

また、販売会社の場合は販売した車の数に応じてインセンティブが入る仕組みになっているので、車を販売することができないと給料が低くなってしまうというデメリットもあります。

ここでは、ホンダの営業求人の待遇をホンダ本社とホンダ販売会社でそれぞれ詳しく紹介します。

ホンダ本社の営業求人の待遇

ホンダ本社の営業求人の待遇は、以下のようになっています。

  • 平均給与816万円
  • 通勤手当
  • リモートワーク手当
  • 賞与 
  • 残業代全額支給
  • 独身寮、転勤社宅 ※適用条件有
  • 社内研修(階層別研修、ビジネススキル研修、語学研修等)
  • 語学資格取得支援
  • 健康診断
  • 余暇施設(運動施設、保養所)
  • 厚生制度(財形貯蓄制度、団体扱い保険、持家支援、持株会制度、選択型福利厚生等)
  • 食堂施設、食事補助
  • 育児介護手当
  • リモートワーク制度
  • 短時間勤務制度
  • 育児介護休職
  • 産前産後休暇
  • 産後パートナー休暇(出生8週以内に5日)
  • 子の看護休暇(年間5日/子供1人当たり)
  • 育児費用補助
  • 社内託児所(和光/栃木)
  • 介護休暇(年間5日/要介護者1人当たり)
  • 不妊治療休暇(年間5日)
  • 不妊治療休職(原則6か月、最大1年)
  • 病気治療休暇(会社指定の疾患を対象年間5日)

ホンダ販売会社の営業求人の待遇

ホンダ販売会社の営業求人の待遇は、以下のようになっています。

給与

1) 190,000~380,000円(営業手当含む)
2) 163,000~300,000円(国家二級整備士資格手当含む)
待遇 昇給年1回 賞与年2回

  • 年間125日
  • 5月休暇(5連休)
  • 夏季休暇(9連休)
  • 年末年始(9連休)
  • 有給休暇
  • 慶事休暇
  • 産前産後休暇
  • 育児休暇
  • 介護休暇
  • 特別休暇
  • 退職金制度
  • 資格取得
  • 確定拠出年金(401k、会社が毎月3000円を拠出)
  • 従業員車両販売制度
  • 定期健康診断
  • 他ポイント奨励給
  • マイカー通勤可能(メーカー指定なし)
  • バイク通勤可能
  • 健康保険
  • 雇用保険
  • 労災保険
  • 厚生年金

ホンダ本社の営業求人に応募すべき人とは?

ホンダ本社の営業求人に応募すべき人は、以下のような人です。

  • 海外営業をしたい人
  • 大きな組織の営業職に就きたい人
  • 事業会社側で営業をしたい人

海外営業をしたい人

ホンダ本社の営業求人に応募すべき人の特徴の一つに海外営業をしたい人が挙げられます。

ホンダは日本の自動車メーカーとして知られており、海外でも多く販売されています。

そして、ホンダの車が海外で販売されるための販売網を拡大していくことが、海外営業のメインの仕事です。

ホンダの車を世界に広めていくという海外営業は、ホンダ本社でしかすることができないので、海外営業をしたいと思っている人はホンダ本社の営業求人に応募するのがおすすめでしょう。

大きな組織の営業職に就きたい人

ホンダ本社の営業求人に応募すべき人の特徴に大きな組織の営業職に就きたい人が挙げられます。

ホンダは世界に数万人の従業員がいる会社で、世界でもトップクラスの自動車メーカーです。

そのような会社で営業職としての経験を積める機会はほとんどないでしょう。

そのような背景から大きな組織で営業職に就きたいと思っている人、大きな組織の中で社内調整をしながら営業していきたいと思ってる人には、ホンダ本社での営業がおすすめです。

事業会社側で営業をしたい人

ホンダ本社の営業求人に応募すべき人の特徴の一つに事業会社側で営業をしたい人が挙げられます。

営業職の場合、事業会社での営業職と他社の製品を代理店として販売していく代理店営業があります。

代理店として営業を行う場合は、自社の製品ではないので製品の詳しいスペックや製品の開発背景などを知ることなく営業をすることがほとんどです。

一方で、事業会社の場合は製品と近い位置にいるからこそ製品の魅力を伝えやすく、また自社の製品というところで愛着がわきやすいのも事実でしょう。

そのような背景から事業会社で営業をしたいと思っている人には、ホンダ本社での営業職がおすすめです。 

ホンダ販売会社の営業求人に応募すべき人とは?

ホンダ販売会社の営業求人に応募すべき人は、以下のような人です。

  • リテール営業をしたい人
  • 転勤をしたくない人
  • 安定を求める人

リテール営業をしたい人

ホンダ販売会社の営業求人に応募すべき人はリテール営業をしたい人です。

ホンダ販売会社では、個人に対してホンダの車を販売するための営業がメインになります。

そのため、お客様と親密な関係を築いた上で、お客様一人ひとりに対して営業を行なっていきたいという人には販売会社での営業がおすすめです。

転勤をしたくない人

ホンダ販売会社の営業求人に応募すべき人の特徴に転勤をしたくない人が挙げられます。

ホンダでは、全国に販売会社を設立した上で、それらの販売会社がその地域に支店という形でカーディーラーを構えます。

このような背景からディーラーで採用されている人の場合、転勤がほとんどなく、あったとしても近隣の県などで自宅から通えることがほとんどです。

安定を求める人

ホンダ販売会社の営業求人に応募するのがおすすめの人に、安定を求める人があげられます。

ホンダ販売会社は給料の面ではホンダ本社と異なる部分もありますが、福利厚生の面ではホンダ本社に準じている部分が大きいです。

また、ホンダの車は世間一般の需要も高く、ホンダ車が売れなくなるということも考えにくいでしょう。

このような背景から、製品そのものの需要も高く、会社としても安定している環境で仕事ができるという魅力があります。 

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まとめ

ホンダの営業求人に応募する際には、ホンダ本社の営業職として就職するか、ホンダ販売会社の営業職として就職するかの2つが考えられます。

ホンダ本社の場合は、エリートが多いので職歴だけではなく、学歴もないと中途で採用されるのは難しいでしょう。

しかし、本社での採用の場合は海外営業など規模の大きい営業を体験できる魅力もあります。

販売会社の場合は、採用される難易度が低く学歴がなくても入社しやすいのが大きな魅力です。