営業職のなかでも稼げる営業職求人とは?稼ぐためのコツや稼ぎやすい職種も紹介

営業職の場合は、成果をあげることができればインセンティブという形で給料にそれらの成果が反映されることが多いです。

そのような背景から営業職に転職する人の中には、金銭的な部分が理由となって転職してくる方もたくさんいます。

一方で、営業職だからと言って全ての営業職が稼ぎやすいというわけではありません。

例えば、インセンティブ制度のない営業職の場合はいくら営業職としてのスキルが高かったとしても、それらが給料に反映されることはないでしょう。

このように、営業職と一言で言っても稼げる稼げないは職種によっても大きく異なるのが事実です。

そこで、この記事では営業職の中でも稼げる可能性が高い営業職求人とはどのようなものなのか、また営業職として稼ぐためのコツや営業職として働いた際に稼ぎやすい職種についても詳しく紹介していきます。

それではみていきましょう。

営業職のなかでも稼ぎやすい営業職求人の特徴とは?

営業職のなかでも稼ぎやすい営業職求人の特徴は、以下の3つです。

  1. 商材の単価が高い
  2. インセンティブ制度がある
  3. 年収1000万円以上の人がいる

商材の単価が高い

営業職求人の中でも稼ぎやすいと言われているのが、商材の単価が高いものです。

商材の単価が高ければ高いほどインセンティブとして反映される割合も大きくなります。

例えば、不動産営業の場合は一件当たりの単価が5千万円から1億円程度のものがほとんどでしょう。

このような背景から利益をもとにインセンティブが算出される場合、一件販売するごとに10万円から100万円程度のインセンティブがつくことが多いです。

その他にも、ソフトウェアは会社で一括導入してもらうことで数千万円になることもあります。

また、ソフトウェアの場合は毎月の月額使用料などもインセンティブの範囲になることがあるので、継続的にインセンティブが稼ぎやすいという背景もあるでしょう。

このように、商材の価格が高ければ高いほど稼ぎやすいというのが事実です。

そのため、営業職として働く際に少しでも稼ぎたいと思っている場合は、商材の単価が高い不動産や金融系、保険などを目指してみるといいでしょう。

インセンティブ制度がある

営業職の中でも稼ぎやすい営業職求人の特徴に、インセンティブ制度が設けられているものが挙げられます。

インセンティブ制度は、自分が販売した商材の利益の数%を給料として受け取れる制度のことです。

不動産会社の場合は、1%から最大で30%くらいまでインセンティブとして反映されることがあります。

また、インセンティブは正社員か業務委託かでも大きく異なります。

正社員の場合は基本給という形で毎月一定金額が振り込まれているという背景から、インセンティブの割合が業務委託契約と比較して相対的に小さくなってしまうことが多いです。

一方で、業務委託の場合は販売できなくても基本給の保証がないため、インセンティブの割合も利益の20%から最大で50%程度と正社員と比較すると高くなります。

このように、インセンティブと一言で言っても採用方式によってインセンティブの割合が異なってくることがほとんどです。

年収1000万円以上の人がいる

営業職の中でも稼ぎやすい営業職求人を見つけるためのポイントの一つに年収1,000万円以上の人がいるということも挙げられるでしょう。

営業職の場合、年収が1,000万円を超えることも多く、特に優秀なセールスマンの場合は年収1,000万円を超えていることがほとんどです。

ただし、会社によってはとても優秀なセールスマンであってもインセンティブの割合や基本給の兼ね合いなどから年収が1,000万円を超えていないこともあります。

このような会社の場合は、年収1,000万円を超える会社の営業マンと同じ労力をしたにも関わらず、会社としてのそもそもの原資が少ないため、年収が上がりにくいと言えるでしょう。

また、このような会社に入ってしまうと結果的に自分の努力が給料として反映されにくいです。

そのため、稼ぎたいと思っている場合はまずその会社で年収1,000万円以上稼いでいる人がいるのかを確認するようにしましょう。

年収1,000万円以上稼いでいる人がいるかどうかを確認するための方法としては、オープンワークのような企業の年収を公開しているサイトを見るなどが挙げられるでしょう。

また、実際にその会社に勤務している人に年収1,000万円を超えている人がいるかを聞いてみるのも一つの手段です。

営業職のなかでも稼ぎやすい職種とは?

営業職のなかでも稼ぎやすい職種は、以下の3つです。

  1. 不動産営業
  2. ソフトウェア営業
  3. 保険営業

不動産営業

営業職の中でも稼ぎやすい職種として不動産営業が挙げられます。

不動産営業の場合は、不動産を販売する事で販売金額の数パーセントをインセンティブとして受け取ることができます。

また、不動産の場合は単価が高いことがほとんどで住居用の一軒家であっても5000万円程度、投資用のマンションになると数億円という物件もあります。

このような物件の場合は、一件あたりのインセンティブが高くなるので稼ぎやすいと言えるでしょう。

一方で、不動産営業の中でもカウンターセールスや賃貸専門の場合はインセンティブがほとんどつかないことも多いので、不動産営業で稼ぎたいと思っている場合は不動産売買を中心に行なっている会社がおすすめです。

ソフトウェア営業

営業職の中でも稼ぎやすい職種としてソフトウェア営業が挙げられます。

ソフトウェア営業とは、自社で開発しているサービスやソフトウェアを販売するための営業のことを指します。

ソフトウェア営業の場合は、販売した成果に応じてインセンティブを受け取ることが可能です。

また、ソフトウェア会社は外資系の会社が多いので、成果に応じて給料を支払うという意識が高いです。

実際に、セールスフォースなどの大手の外資系ソフトウェア会社では営業職社員であっても年収一千万以上稼いでいる人が多く、飛び込みの新規開拓営業のみではなくセミナーなどで顧客を獲得するインサイドセールスなども活発に行われているのが特徴です。

保険営業

営業職の中でも稼ぎやすい職種として保険営業が挙げられます。

保険営業とは、お客様に対して自社が開発した保険を販売している営業マンのことを指します。

有名なところでは、プルデンシャル生命などが保険営業の中でも稼げる会社として有名です。

保険会社の場合は、販売金額の数パーセントをインセンティブとしてもらえるだけではなく、保険の月額料の数パーセントを保険を契約している限りもらい続けることができるという制度があります。

このようなサブスクリプションモデルだからこそ、常に新規開拓をして販売していくだけではなく、既存のお客様に対して新たな保険を提案するなどの方法でも稼ぐことができます。

営業職で稼ぐためのコツとは?

営業職で稼ぐためのコツは、以下の3つです。

  1. 商談相手のニーズを見抜く
  2. 稼いでいる人を参考にする
  3. モチベーションの管理法を早いうちに見つける

商談相手のニーズを見抜く

営業職で稼ぐためのコツの一つに、商談相手のニーズを見抜くことがあげられます。

営業をしていく上では、相手が何を求めているのか、そしてその商談相手のニーズを解決するためには何を提案すればいいのかをもとに営業を行っていくことが重要です。

このような営業を行っていくことでお客様のニーズを確実に捉えることができ、結果的にお客様にも満足してもらえる可能性が高いです。

そして、このように相手のニーズを見抜くためには傾聴力が必要になります。

傾聴力とは、お客様が何を求めているのかを会話の中で理解していく力のことです。

そのため、営業マンとして稼いでいきたいと思っている場合は、傾聴力を高めた上で、商談相手が何を求めているのか、そしてそのために自分が何をすればいいのかを常に考えていくことが重要になります。

稼いでいる人を参考にする

営業職で稼ぐためのコツの一つに、稼いでる人を参考にすることも挙げられます。

営業職として稼いでいく際には、すでに稼いでいる営業マンのやり方や仕事に対する姿勢を参考にすることでうまくいくことが多いです。

特に、既に稼いでいる営業マンの場合は、自分なりのスタイルや自分なりの営業方法を確立していることがほとんどです。

営業をしていく中で一番難しいのが自分なりのスタイルや自分なりの営業方法を確立した上で成果を出すという部分です。

そのような背景から、既に稼いでいる人の営業手法や営業スタイルを参考にすることができ、それを自分なりにカスタマイズすることができれば効率的にうまく営業するためのポイントを見つけることができるでしょう。

稼いでる人を参考にする際には、書籍などでも大丈夫ですが、できれば実際に自分の会社で働いているできる営業マンのスタイルを参考にするといいでしょう。

身近な人のスタイルを参考にすることで、自社の商材とあった営業スタイルや営業手法を知ることができます

モチベーションの管理法を早いうちに見つける

営業職で稼ぐためのコツの一つに、モチベーションを管理するということが挙げられるでしょう。

営業職の場合、モチベーションが低くなってしまい結果的にお客様に対してもそれが見えてしまい、お客様から信頼を獲得できないということがあります。

特に、営業職の場合は成果をあげることができればその分評価されやすいのも事実ですが、成果を上げることができないと降格などを含め評価が下がってしまうことがほとんどです。

そして、一度評価が下がってしまうとそこからモチベーションを取り戻すのが難しく、そのまま営業職として再び輝くことができないということが多いです。

そこで営業職として稼ぎ続けるためには自分が何に対してモチベーションを感じるのか、そしてモチベーションを維持するためには何をすればいいのかを自分なりに見つけることが重要です。

もちろん、モチベーションには金銭的な部分ややりがいなども挙げられるでしょう。

そのように様々な要因がある中で、自分はどのようなものにモチベーションを感じて、何が達成されれば営業職としてさらにやる気を出せるのかを明確にすると良いです。

まとめ

営業職として稼げる求人を探す場合には、その会社で稼いでいる人が実際にいるのかを確認することも重要です。