ベネッセMCMの特徴とは?残念なポイントも隠さず紹介

ベネッセMCMは看護師・介護士・保健師・理学療法士の求人に特化した紹介・派遣事業を行うベネッセグループの会社で、介護士に求人に強い転職エージェントとしても知られています。

そこでこの記事では、ベネッセMCMの特徴やベネッセMCMの残念なポイントについて詳しく紹介していきます。

それではみていきましょう。 

ベネッセMCMの3つの特徴

ベネッセMCMの特徴は、以下の3つです。

  1. 介護資格取得講座割引制度がある
  2. 掲出される求人の質が高い
  3. ベネッセスタイルケアの求人に強い

介護資格取得講座割引制度がある

ベネッセMCMの特徴の一つに介護資格取得講座割引制度があることが挙げられます。

ベネッセMCMでは、これから介護士として活躍していたいと思ってる人に向けて介護関連の資格を取得するための講座の割引案内を行っています。

関連企業であるベネッセスタイルケアが実施している資格講座を割引価格で案内しており、ベネッセスタイルケアの介護施設に就職した場合は、資格講座の費用が全額キャッシュバックという形で受講者のもとに返還されます。

このように、ベネッセMCMではベネッセグループの強みを活かして未経験者が資格を取得するところから、未経験者に対して仕事を紹介するところまで一貫したサポートしてくれるのが大きな特徴です。

掲出される求人の質が高い

ベネッセMCMの特徴の一つに掲出される求人の質が高いことが挙げられます。

ベネッセMCMでは、転職エージェント制度を設けており、求職者が求めている求人を転職エージェントが見極めたうえで、求職者に紹介するという仕組みが整っています。

ベネッセMCMで紹介される求人は他の転職エージェントで紹介される求人よりも条件がいいものが多く、かつベネッセグループの介護関連施設などの紹介にも強いです。

ベネッセスタイルケアの求人に強い

ベネッセMCMの特徴の一つにベネッセスタイルケアの求人に強いことが挙げられます。

ベネッセスタイルケアとは、ベネッセグループが運営する介護施設の運営会社です。

ベネッセMCMでは、同じグループに所属している強みを活かしてベネッセスタイルケアの介護施設への紹介に強く、かつベネッセスタイルケアの介護施設に就職することでキャッシュバック制度を設けるなど求職者にもメリットが大きくなっています。

ベネッセMCMの口コミ

ベネッセMCMの口コミについて詳しく紹介していきます 。

いい口コミ

サイトを見てみると求人数が多かったんで、登録をしたのですが、後からよくよく見てみると派遣の募集が多く、「しまった!!」って後悔していました。
でも、コンサルタントの方はとても親切で熱心で、正職員の求人だけを集めてきてほしいんですというと、その通りにしてくれました。
紹介してもらった時、派遣の求人がひとつだけあったんですが、これはただのミスだと思うんで気にしていません。
面接の時には一緒に同行してもらい、面接を受ける病院までの道のりでリラックスする方法や、こういう場合はこう答えたらいいというアドバイスをもらい、ただ付き添っているだけじゃないんだと関心しました。
3つ目の病院で、内定をもらうことができたんですが、退職届の書き方や、新たに働くためにどうすればいいのか?というところまで教えていただいたので、感謝の気持ちでいっぱいです。
サイトに載っている派遣の求人でも、なかなか質が高いものが多く、これでもいいかなって心が揺らぐことがあったんですが、できれば正職員の求人の数を増やしてもらいたいところです。でも、個人的には100点のサイトでした。

昔、進研ゼミをやっていて、なんとなく信頼感があったので登録することにしました。
登録会に参加しなくちゃならないのが面倒でしたが、コンサルタントの方はみんな親近感があり、話しやすそうでした。
その後、専属のコンサルタントがついたんですが、私の担当になったコンサルタントの方はとっても喋りやすい人で、すぐ仲良くなれました。
仲良くなるだけじゃなくて、しっかり病院の求人も希望通りのものを持ってきてくれて、すぐに行きたい病院を決めることができました。
コンサルタントの方と二人三脚で病院を探しているように思え、心強かったです。
受けて2個目の病院から内定の通達をいただいた時には、私と同じようにはしゃいでくれて、本当友達みたいでした。

悪い口コミ

登録会へ行きました。
担当の方とも条件を合わせて相談し、メールでお報せをしてもらうようにお願いしました。
週末を除いて、毎日数件の案件がメールで届きます。
しかしパートでも日勤、もしくは夜勤の勤務時間が長く、時短でのパートはほとんどありません。
単発は融通が利いていますが、たまに事前勤務があり、これは単発とはいえないと思います。
もうすこし、時短の案件が多いと子育て中のワーキングママには助かるのですが・・・難しいです。

ベネッセMCMのここが残念

ベネッセMCMのここが残念というポイントが以下の3つです。

  1. 経験者向けの求人が多い
  2. 求人が少数精鋭で限られている
  3. 地方の求人が少ない

経験者向けの求人が多い

ベネッセMCMのここが残念というポイントの一つに、経験者向けの求人が多いことが挙げられます。

ベネッセMCMでは、もちろん未経験者に向けた求人も多く掲載されていますが、他の転職エージェントと比較して求人の質が高いこともあり、経験者向けの求人が多くなっています。

求人が少数精鋭で限られている

ベネッセMCMのここが残念というポイントの一つに求人が少数精鋭で限られていることが挙げられます。

ベネッセMCMの2022年9月14日現在の求人数は以下のようになっています。

  • 正社員:4137件
  • 契約社員:206件
  • 派遣:1512件
  • バイト・パート:1504件

このように雇用形態別に求人を見てみると正社員としての募集が4000件程度で、派遣でも1500件程度となっています。

他の転職エージェントの場合、求人数が10万件を超えているところもあるので、相対的に少なく見えてしまうでしょう。

地方の求人が少ない

ベネッセMCMのここが残念というポイントの一つに、地方の求人が少ないことが挙げられます。

ベネッセMCMでは、地方の介護施設の求人数が少なくなっており、東京や大阪、名古屋などの都市部での求人が多くなっています。

この背景には、地方に介護施設がそもそも多くないということだけではなく、ベネッセスタイルケアの介護施設の所在地が大きく関係していると言えるでしょう。

ベネッセスタイルケアは、全国に300以上の施設を持っていますが多くは関東・関西・東海の3地域に偏っています。

そのため、地方の求人が少なく、都市部での求人が多くなりやすいと言えます。

ベネッセMCMで求人を探すのがおすすめな人

ベネッセMCMで求人を探すのがおすすめな人は、以下のような人です。

  • 派遣として介護施設で勤務したい人
  • 時給・給料の高い求人を探している人

派遣として介護施設で勤務したい人

ベネッセMCMで求人を探すのがオススメな人に、派遣職員として介護施設で働きたい人が挙げられます。

ベネッセMCMでは、入社後のミスマッチを避けるために半年程度派遣職員として勤務をした上で正社員登用を目指すという方法を提唱しています。

そのため、最初は派遣として勤務をした上で正社員になるかどうかを決めたいと思っている人には、ベネッセMCMがおすすめです。

時給・給料の高い求人を探している人

ベネッセMCMで求人を探すのがおすすめな人に時給・給料の高い求人を探している人が挙げられます。

ベネッセMCMでは、ベネッセスタイルケアの求人を多く扱っており、ベネッセスタイルケアは介護業界の中でも比較的給料の高い介護施設グループとして知られています。

また、毎年の定期昇給や資格手当、退職金制度に加え、確定拠出年金まで用意されているのが特徴です。

このように条件のいい介護施設グループであるベネッセスタイルケアの求人を中心に扱っていることで、結果的にベネッセMCMで扱う求人は時給・給料が高いものが多くなっています。

また、ベネッセスタイルケア以外の求人であっても高待遇の求人が多く掲載されており、福利厚生が整っている施設も多い印象です。 

介護職として働くメリットとは?

介護職として働くメリットは、以下の5つです。

  1. 資格があれば雇用の心配がない
  2. 経験者として高い給料水準で採用されやすい
  3. 資格でキャリアッププランが明確になっている
  4. ニーズが高いので自分主体で勤務先を選びやすい
  5. 介護職員処遇改善加算で給与が上がる

資格があれば雇用の心配がない

介護職として働くメリットの一つに、資格があれば雇用の心配がないことが挙げられます。

年齢が上がっていくにつれて再雇用が難しくなっていくのが今までの常識ではありましたが、介護の場合は人材不足を背景に資格さえ持っていれば年齢に関係なく再雇用される可能性があります。

また、一回キャリアが中断してしまうと再び正社員として勤務するのが難しい側面もありますが、介護職の場合は資格を持っていればキャリアが途中で中断されていても、正社員として再雇用される可能性が高いです。 

経験者として高い給料水準で採用されやすい

介護職として働くメリットの一つに、経験者として高い給与水準で採用されやすいことが挙げられます。

介護業界というと給料が低く労働環境も悪いブラックというイメージがある人も多いかと思いますが、人手不足を背景に経験者であり、かつ介護の知識を持っている人は、高い給料で引き抜かれるケースも近年発生しています。

資格でキャリアッププランが明確になっている

介護職として働くメリットの一つに、資格でキャリアプランが明確になっていることが挙げられます。

キャリアアップをしていく上では、どのくらいのスキルを持っているのかが明確になっていないと自己評価もしにくいですし、転職先からの評価も得にくいです。

その点、介護職の場合は資格が明確化されており、資格を取得することでキャリアプランが明確になりやすく、キャリアプランの設計もしやすくなっています。

ニーズが高いので自分主体で勤務先を選びやすい

介護職として働くメリットの一つに介護人材のニーズが高いので自分主体で勤務先を選べることが挙げられます。

介護職のニーズは年々高まっており、介護施設の数も増えています。

そのような背景から勤務できる時間を元に介護施設を選んだり、自分が働きたい地域の介護施設を選ぶなど、自分主体で転職先を選びやすいというのがメリットです。

介護職員処遇改善加算で給与が上がる

介護職として働くメリットの一つに、介護職員処遇改善加算で待遇改善がされていることが挙げられます。

介護人材不足を背景に国家が主体となって介護職への待遇改善を行うために、一定の金額を介護人材に給付する介護職員処遇改善加算という制度が設けられています。

この介護職員処遇改善加算の仕組みがあることで、所属している介護施設の経営状況に関係なく、給料が上がるのはメリットでしょう。

まとめ

ベネッセMCMは、ベネッセグループの強みを活かしてベネッセスタイルケアの求人を紹介しているのが特徴です。

また、質の高い求人を多く取り揃えているので、転職エージェントの支援のもとで、より待遇のいい施設に転職したい場合は、ベネッセMCMがおすすめかもしれません。