動物介護士の求人例とは?動物介護士のやりがいや動物介護士が向いている人を紹介

動物介護士は、犬や猫などの動物が健康に暮らせるようにサポートをする介護士のことを指します。

そこで、この記事では介護講師の求人例や介護講師のやりがい、介護講師に向いている人について詳しく紹介していきます。

それではみていきましょう。

動物介護士の求人例

求人①:オリーブジャパン株式会社 

概要

オリーブジャパン株式会社での業務内容は、以下のように記載されています。

お客様のご自宅に訪問し、ご飯をあげたり、トイレの世話をしてあげたり、遊んであげたり、なでなでしたり、ワンちゃんであればお散歩へお連れしたり…

飼い主様に代わっていつものお世話を代行します。

可愛いペットたちに癒しをもらいながら、とてもやりがいのあるお仕事です。

【具体的なお仕事内容】

  • 愛犬・愛猫の健康チェック
  • 高齢の愛犬・愛猫の介護
  • 緊急時の対応や病院の付き添い
  • カウンセリングサービス
  • 飼主様が留守中のごはん、トイレ、お散歩などの日常生活サポート

待遇

  • 交通費別途支給
  • 年次有給休暇
  • 産前産後休暇
  • 育児休業制度
  • 介護休業制度
  • 慶弔休暇
  • 待遇・福利厚生
  • 交通費支給
  • 昇給昇格しやすい
  • 指名制度あり、指名料500円バック
  • 特別手当あり(誕生日有給休暇・繁忙期手当)
  • 雇用形態: 業務委託
  • 給与:1,100円 – 1,800円 時給
  • 資格と免許:動物関連資格 (必須)

求人②:CARE PETS -ケアペッツ- 湘南

概要

CARE PETS -ケアペッツ- 湘南の業務内容は、以下の通りです。

  • 愛犬、愛猫、ペットの健康チェック
  • 高齢犬、高齢猫の介護
  • 看護のホームケアサービス
  • 緊急時の対応や病院の付き添い
  • 往診。獣医(女医)と共にご自宅に訪問
  • カウンセリングサービス(お悩み相談)
  • 飼い主様が留守中のお世話代行
  • 爪切り、お耳そうじなどの日常ケアサービス
  • 日常ケアの指導

待遇

  • 時給:1,072 円 ~
  • 月給:180,000 円 ~280,000 円
  • 雇用形態:正社員(新卒), 正社員(中途), アルバイト・パート, 業務委託・SOHO
  • シフト制
  • 昇給有り
  • 新卒採用
  • 年齢不問
  • 週休2日
  • 制資格取得応援
  • 社会保険完備

動物介護士とは?

現在、4頭に1頭が高齢の犬や猫になっており、犬や猫のなかでも高齢化社会が広がっています。

それらの犬や猫のなかには、歩けなくなる犬や猫、認知症になる犬や猫も多くおり、介護をする飼い主にも重い負担がかかるケースも増えています。

また、犬や猫などのペットは高齢になり健康状態が悪くなったところで、飼育放棄をすることはできず、平成25年9月の動物愛護法の改正では、飼い主が最後まで看取る責任が明文化されました。

このような背景もあり、高齢化に伴い自由が効かなくなった犬や猫などのペットの介護やケアを行うことが求められています。

このような社会的な背景をもとに、動物介護の知識とスキルが身につけ、それらを証明することができる名称が動物介護士です。

動物介護士が行う業務とは?

動物介護士が行う業務は、以下の5つです。

  1. ペットのグルーミング
  2. ペットの健康管理
  3. 動物病院でのアシスタント業務
  4. 講習会の実施
  5. アドバイザリー業務

ペットのグルーミング

動物介護士が行う業務の一つに、ペットのグルーミングが挙げられます。

ペットのグルーミングとは、ペットがより健康な状態で生活できるように手入れをすることを指します。

動物介護士が相手にする年老いた犬や猫の場合、手入れが整っていないことで結果的にそこから炎症を起こしてしまうこともあります。

そのためペットのグルーミングは重要な業務の一つと言えるでしょう。

ペットの健康管理

動物介護士が行う業務の一つにペットの健康管理が挙げられます。

ペットの健康管理は人間と同様に定期的に健康診断を行い問題がないかを確認する作業のことになります。

健康管理を適切に行うことで、より早い段階でペットの異常を発見できるだけではなく、介護の方針も立てやすくなるのが特徴です。

動物病院でのアシスタント業務

動物介護士が行う業務の一つに動物病院でのアシスタント業務が挙げられます。

動物病院でのアシスタント業務は動物介護士以外の人も行う場合がありますが、動物介護士の資格を持っているとペットに対しての知識があると判断され採用される可能性も高くなります。

動物病院では、動物介護士がメインの対象としている犬や猫以外の動物を扱うこともあり、犬や猫以外のペットの健康管理や介護についても学べるのはいい機会と言えるでしょう。

講習会の実施

動物介護士が行う業務の一つに動物介護士という名称を用いた講習会があります。

動物介護士という名称を用いて講習会を実施することで講習会の受講者に対してより信頼感を与えることができます。

また、動物介護士としての名称を持っていることで、発言の裏付けもあり適切なアドバイスができるのも魅力でしょう。

講習会はオンライン形式で行うものも多く、ペットの健康について問題意識を持っている人や最近ペットの調子が良くないと思っている人が受講するケースが多いです。

そのほかにも、なかには動物介護士として動物介護士資格を取得するための講習会を開催している人もいます。

そのため、動物介護士が実施する講習会と言っても対象がペットを飼っている人だけではなく、動物介護士として今後活躍することを目指している人を対象にしたものなどさまざまです。

アドバイザリー業務

動物介護士の業務の一つにアドバイザリー業務があります。

アドバイザリー業務とは、ペットを飼ってる人に対してペットが健康に生活できるようにアドバイスをする業務のことです。

最近では、インターネットのスキルシェアサービスなどを使って動物介護士としてペットの健康維持のためのアドバイスをする商品も出ており、アドバイザリー業務の形式もさまざまになっています。

動物介護士のやりがいとは?

動物介護士のやりがいは、以下の2つです。

  1. ペットの健康維持に直接関われる
  2. 自分の知識・経験を仕事として活かせる

ペットの健康維持に直接関われる

動物介護士のやりがいのひとつにペットの健康維持に直接関われるということが挙げられます。

動物介護士は年老いた犬や猫に対してどのように接すればいいのか、またそれらの犬や猫に対してどのようにすれば最適なのかを熟知しているため、ペットの健康維持に直接関われるというのが大きな魅力でしょう。

自分の知識・経験を仕事として活かせる

動物介護士のやりがいの一つに自分の知識や経験を仕事として活かせることが挙げられます。

動物介護士の資格自体は簡単に取得することができますが、一方で動物介護士として信頼を獲得するためには豊富な知識や経験があることを証明しなくてはいけません。

そのため、長年ペットを飼っており、ペットの介護を含め様々な経験をしてきている人の場合、それらの経験を活かして動物介護士として活躍することもできます。

例えば、自分の過去の経験としてペットの健康状態が悪い場合には、〇〇という症状があるということを知っていれば、その経験をもとに動物介護士としてアドバイスをすることも可能です。

また、ペットが亡くなった後にどのように対処すればいいのか、なくなる前にはどのような処置をすればいいのかについてアドバイスをすることもできます。

そのため、自分の過去の経験や知識を仕事として活かすことができるというのは、動物介護士として活躍する上での大きな魅力でしょう。

ただし、動物介護士として活躍する人の中には、過去にペットを飼ったことがない人もおり、犬や猫が好きだからというだけでも動物介護士として活躍している人がいるのも事実です。

そのため、過去に犬や猫などのペットを飼ったことがない人であっても、動物介護士の資格を取得して活躍できる可能性は十分にあります。

動物介護士の求人に向いている人とは?

動物介護士の求人に向いている人は、以下のような人です。

  • 動物が好きな人 
  • コミュニケーションに抵抗感がない人
  • 感情移入しすぎない人

動物が好きな人 

動物介護士の求人が向いてる人の特徴に動物が好きな人が挙げられます。

動物介護士の勤務場所は動物病院など動物に関わる場所が多いです。

また、動物病院以外にも講習会を実施する際にはペットを連れてくる人も多く、必然的に犬や猫などのペットと触れ合う機会が多くなります。

そのため、動物が好きな人でないと動物介護士としての仕事をやっていくのは難しいでしょう。

また、動物介護士の資格自体は国家資格ではないので、資格を持っているからと言って獣医師のように特殊な業務ができるというわけでもありません。

その点からも動物が好きで動物のためになりたいと思ってる人でないと仕事として継続していくのが難しいと言えるでしょう。

人と問題なく話せる人

動物介護士の求人が向いてる人の特徴に人と問題なく話せる人が挙げられます。

動物介護士は、人間の介護と同様にご利用者様のご家族とコミュニケーションを図る機会が非常に多く、コミュニケーションを通してご家族との信頼関係を結んでいくことが動物介護士として活躍する上では重要です。

その点からも、コミュニケーションに抵抗感がなく、かつ相手に不快感を与えないようなコミュニケーションを取れる人の方が動物介護士には向いていると言えます。

また、コミュニケーションに抵抗感がある人の場合、適切なアドバイスができない可能性があるだけではなく、信頼関係を結んでいく中で大きなトラブルになってしまう可能性もあるので、コミュニケーションに抵抗感がなく、コミュニケーションに対して積極的に挑んで行ける人の方が向いていると言えるでしょう。 

仕事として捉えられる人

動物介護士の求人が向いてる人の特徴に仕事として捉えられる人が挙げられます。

動物介護士は犬や猫などが年老いて弱った状態の際に頼りになる存在です。

一方で、このような死に近い状態で頼られることが多い動物介護士の場合、ペットが亡くなってしまう可能性が高いのも事実です。

そのために、感情移入をしすぎてしまうとその度に悲しいネガティブの気持ちになってしまい、結果的に精神的に病んでしまう可能性もあります。

まとめ

動物介護士は、犬や猫などのペットの高齢化が進むに連れてさらに需要が高くなる職業と言えるでしょう。