病院で採用されるには?病院勤務のやりがいや病院勤務が向いている人を紹介

病院で採用されたいと思っている人に向けて、この記事では病院で採用される方法や病院勤務のやりがい、病院勤務が向いている人を紹介します。

それでは、見ていきましょう。

病院で募集される職種とは?

病院で募集される職種には、以下のものが挙げられます。

  • 看護師
  • 医師
  • 医療事務職

看護師

病院で募集されている職種の一つに、看護師が挙げられます。

看護師は病院内で医者をサポートする立場として採用されており、日勤だけではなく夜勤なども発生することがあります。

病院で採用されると様々な処置を経験できるだけではなく、様々な症例を扱うことができるので、看護師としてのスキルアップやキャリアアップをする上ではうってつけの場所です。

一方で、労働環境が悪かったり、人間関係が固定化されていることなどもあり精神的・体力的に厳しいと感じる人もいます。

医師

病院の場合、医師としての採用もあります。

病院は、医師がいなくては病院経営が成り立たないという面もあるので、病院で採用される医師の給与は高く設定されています。

また、地方の方が給料が高い傾向にあり都市部と比較すると地方の方が、1.5倍から2倍程度年収が高いこともあります。

医療事務職

病院で採用される職種の中には、医療事務職があげられます。

医療事務職とは、医療事務と言われる病院における事務職のことを指しており、レセプトを作成し診療報酬を請求する業務などを担うことになります。

それだけではなく備品の管理や場合によっては経理・人事などにも関わることがあります。

このように医療事務の場合、病院のバックオフィスとして支えることが多く、様々な職種と関われるのが大きな魅力でしょう。

病院の求人例

求人例①:医療法人仁和会 和田病院

概要

職種

(1)外来看護師
(2)外来准看護師

アピールポイント
【60代看護師も活躍中】年齢不問!なが~いブランクがある方も歓迎!
医療法人仁和会 和田病院は、地域の皆様に支えられて58年。
病床66床の小規模病院なので、じっくり落ち着いて働ける環境です!

★年齢・性別不問
外来では、40~60代の看護師が6名活躍中!
年齢や性別、職種を問わないチームワークが和田病院の強みです◎

仕事内容
(1)外来の看護師<夜勤なし>[社]
(2)外来の准看護師<夜勤なし>[社]

外来における医師のサポートおよび、患者様への看護業務全般をお願いします。

具体的には・・
・Drのアシスタント
・問診
・各種検査
・採血/注射/点滴
・検温/血圧測定
・看護介助 etc.

待遇

  • 給与

(1)月給26.3万円~30万円
(2)月給21.3万円~25万円

  • 勤務時間:9:00~17:30/8:00~16:30/12:30~21:00(各実働7時間45分)
  • シフト制(3交代)
  • 休日休暇:4週8休日制 ※希望を考慮
  • 有給休暇
  • 夏季休暇(3日間)
  • 年末年始(4日間)
  • 慶弔
  • 産前産後
  • 育児
  • 介護
  • 創立記念日(8月15日)
  • 年間休日:113日
  • 賞与あり:年2回(3.5か月分)
  • 昇給あり:年1回
  • 各種社会保険完備
  • 交通費規定支給(月5万円迄)
  • 退職金制度有 ※勤続3年~
  • 女子専用独身寮あり(1ルーム/3食付で月2万2000円)
  • 会員制リゾートホテル利用割引
  • 食堂あり(ランチが1食200円)
  • 院内エステ割引
  • 医療費一部免除
  • 永年勤続表彰
  • 優秀職員表彰
  • 院内研修
  • 外部研修費全額補助
  • 認定看護師支援
  • 制服貸与

求人例②

概要

私たちは2022年4月に地方独立行政法人としてスタートを切った公立精神医療病院です。
もともと県直轄だったこともあり待遇面・休暇制度などは公務員並み!
協力体制が整っており、残業もほぼない為子育てや家事と両立して働いている方も多数の職場です。
長く腰を据えて働ける環境をお探しの方、ご応募お待ちしています!

仕事内容
【一般事務】人事や労務、経理業務まで幅広くお任せします
一般事務職として下記事務業務
・予算管理
・決算
・経理事務
・財務会計事務
・人事事務
・労務管理
・給与計算

<職場環境>
現在、20~60代の幅広い年齢層のスタッフが活躍中!
環境が良い為、長く働いてくれるスタッフが多いのが自慢です。新人さんも安心して良いスタートが切れますよ!

待遇

  • 給与

大学院卒:月給19万8500円以上

大卒:月給18万5200円以上

短大・専門:月給16万9800円以上

高卒・高専:月給15万8900円以上

※上記はあくまで最下限のものです。経験により加算の上、初任給を決定いたします。

  • 地域手当
  • 扶養手当
  • 住居手当/上限月2万8000円
  • 通勤手当
  • 超過勤務手当
  • 昇給:年1回
  • 賞与:年2回(計4.4カ月分)
  • 勤務時間:8:30~17:15(休憩時間 1時間00分)
  • 休日・休暇:完全週休2日制(土曜・日曜)、祝日
  • 年間休日:122日(R5年度)
  • 有給休暇:20日
  • 夏季休暇/年6日(連続取得可)
  • 結婚休暇
  • 出産休暇
  • 看護休暇/年5日(小学生までの子が疾病などにかかった時)等
  • 試用期間:6カ月
  • 地方職員共済組合に加入
  • 地方公務員災害補償基金に加入
  • 職員宿舎(栃木県職員住宅)
  • 退職金(勤続6カ月以上)

病院で勤務するメリット

病院で勤務するメリットには、以下の3つが挙げられます。

  1. 収入が安定しやすい
  2. 規模が小さく多くの業務に関われる
  3. 専門職としての経験を積める

収入が安定しやすい

病院で勤務するメリットの一つに、収入が安定しやすいことが挙げられます。

大きな病院の場合、病院の中でキャリアアップしていくことで年収を上げていきやすいです。

また、常勤の正社員として病院で採用されれば医師や看護師、医療事務職に関係なく収入が安定するので、社会的な信用も得やすいでしょう。

また、病院で勤務をして、スキルやキャリアを身につけることで他の病院に転職した際にも、それらの経験やスキルを活かすことができるので、結果的に収入を安定させたまま給料上げていくことが可能です。

規模が小さく多くの業務に関われる

病院で勤務するメリットの一つに、規模が小さく多くの業務に関われるということが挙げられます。

病院の場合、一つの病院で何万人という単位で医師や看護師が勤務しているということはなく、多くても数百人です。

そのような背景から一つあたりの病院で勤務する人が少なく、一般企業と比較すると小規模なのが特徴。

例えば、日本の大手企業の場合、従業員数10万人弱となっているところもあり、多くの人が働く環境でもあります。

一方で、病院の場合はそれぞれの病院が小規模で運営されているので、その病院に勤務している医師・看護師・医療事務職関係なく様々な業務に関われるというのは大きな特徴です。

一方で、病院の場合それぞれの資格を持ってる人しかできない業務があるので、関われる範囲が限られているのも特徴でしょう。

専門職としての経験を積める

病院で勤務するメリットの一つに、専門職としての経験を積めることが挙げられます。

病院で勤務することができれば、その経験をもとに専門的な知識を身につけることが可能です。

特に、医師や看護師のような医療従事者の場合、どこの病院で働いているかということも重要ですが、それ以上に自分がどのようなスキルを身につけてきたのか、どのようなキャリアを歩んできたのかが重要になります。

そのため、病院で勤務することで専門職としての経験を積めて、その経験を活かして他の病院や他のクリニックでも勤務できるのは大きなメリットでしょう。

病院で勤務するデメリット

病院で勤務するデメリットには、以下の3つが挙げられます。

  1. 医師が強い立場にある
  2. 非効率的な業務が大企業と比較すると多い
  3. 地方の場合倒産の可能性がある

医師が強い立場にある

病院で勤務するデメリットの一つに、医師が強い立場にあるということが挙げられます。

病院の場合、医師がいないと病院経営が成り立たないだけではなく、理事長なども医師出身であることが多いです。

そのため、看護師や他の医療従事者が医師に合わせて行動しなくてはいけないということもあります。

非効率的な業務が大企業と比較すると多い

病院に勤務するデメリットの一つに、非効率的な業務が大企業と比較すると多いということが挙げられます。

病院の場合、機械で自動化できる業務であっても、未だに人の手でやっているということも多いです。

これは病院の場合DX化が進んでいないという背景があるためです。

特に、前職で大企業の事務職として経験を積んできた人の場合、前職とのギャップに愕然とすることもあります。

地方の場合倒産の可能性がある

病院に勤務するデメリットの一つの地方の病院の場合、倒産する可能性があるということが挙げられます。

病院の場合、診療報酬を基に経営されているので倒産の可能性が低いと思われることも多いですが、地方の病院の場合、人口の減少などに伴い倒産することもあります。

都市部の病院であっても、同様に競争激化から倒産をする病院も出始めています。

このような背景から病院という比較的安定した職場だと思われてるところでも、倒産の可能性があるというのはデメリットの一つでしょう。

病院で採用されやすい人とは?

病院で採用されやすい人には、以下のような人が挙げられます。

  • 医療系の資格を保有している人
  • 病院での勤務経験がある人
  • 責任感を持って業務できる人

医療系の資格を保有している人

病院で採用されやすい人の特徴の一つに、医療系の資格を保有している人が挙げられます。

病院の場合、医師は医師免許、看護師は看護師資格を持ってる人しか業務ができません。

このように、それぞれの医療従事者が自分が持っている資格をもとに働くのが病院です。

そのような背景から医療系の資格を持っていない人は、病院で採用されるのが難しいと言えるでしょう。

医療事務職の場合、資格がなくても採用される可能性はありますが、それであっても過去に医療事務としての経験がある人の方が採用される可能性は高いと言えます。

病院での勤務経験がある人

病院で採用されやすい人の特徴の一つに、病院での勤務経験がある人が挙げられます。

病院の場合、一般的なクリニックや保育園、老人ホームなどと比較すると同じ看護師であっても仕事のやり方が異なる部分も多いでしょう。

そのため、病院で過去に経験がある人があればその経験を買われて採用される可能性もあります。

責任感を持って業務できる人

病院で採用される人の特徴の一つに、責任感をもって業務ができる人が挙げられます。

病院という患者様を扱う組織の中では、責任感を持って業務ができる人、そして業務を遂行できる人が求められています。

このような背景から、責任感をもって業務ができる人の方が向いているでしょう。

まとめ

病院では、常勤・派遣の採用も積極的に行っているので自分が志望する職種の求人がないかを確認してみるといいでしょう。