大学病院の看護師の中途採用求人例とは?大学病院の看護師として中途採用されるメリット・デメリットも紹介

大学病院の看護師の中途採用求人例を探している人に向けて、この記事では大学病院の看護師の中途採用求人例や大学病院の看護師として中途採用されるメリット・デメリットを紹介します。

それでは見ていきましょう。

大学病院の看護師の中途採用求人例

求人例①:東京歯科大学市川総合病院

概要

<<最先端医療を学べる環境★大学病院でスキルアップをしていきたい方にオススメです!>>

◆26科の診療科と6つのセンターがあり、急性期病院として地域の患者さまへの多岐にわたる専門的治療を行っております。医療圏の中でも多くの症例を取っており幅広い分野での経験を積むことができます。
◆特に眼科や消化器系においては千葉県の中でも多くの診療実績を残しております。
◆日本医療機能評価機構、地域医療支援病院、地域がん診療連携拠点病院、災害拠点病院など地域医療の中心としての役割を果たしております。

<<充実した教育体制がございます♪>>
◆実務経験年数に応じた達成目標を設定した「キャリアラダー」というステップアップシステムを導入しております。敷地内にある看護技術習得施設「スキルラボ」での、シミュレーターを使ったシミュレーション研修を多く取り入れています。ご自身のレベルに合わせた教育を受けることができます!

≪福利厚生が充実!!≫
◆設備の整った寮を完備しているのをはじめ、保育所やクラブ活動もあり、看護師さんが快適に仕事していただける環境を整えています!
◆7月から10月の間で7日間の夏期休暇をとることができます!長期休暇で旅行などもできます!
◆病院隣接の寮がございます!転居して大学病院で働きたいという方にオススメです。

待遇

  • 月給:28.7万円~
  • 年間休日111日
  • 慶弔休暇
  • 有給休暇
  • 育児休暇
  • 産前産後休暇
  • リフレッシュ休暇
  • 夏季休暇(7日)
  • 特別休暇等
  • 昇給:年1回
  • 賞与:年2回 / 5.3ヶ月
  • 住宅手当:13,000円~27,000円
  • 夜勤手当:10,000円/回
  • 夜間手当:2,250円
  • 車通勤可(駐車場あり)
  • 退職金制度
  • 私学事業団の保養・宿泊施設利用可
  • フィットネスクラブ法人加入
  • 労災保険
  • 雇用保険
  • 厚生年金
  • 健康保険

求人例②:順天堂大学医学部附属静岡病院

概要

【3次救急の総合病院】
◆静岡東部の救急医療を担う3次救急指定の病院として1日1600人以上の外来患者、540名以上の入院患者を受け入れています。
◆静岡県東部最大の救命救急センターの他、総合周産期母子医療センター・地域がん診療連携拠点病院・静岡県肝疾患診療連携拠点病院として静岡県東部の医療を支えています。
◆ドクターヘリの基地病院でもあり、1年間で866件もの出動件数を誇っています。2017年度には総出動件数1175件と国内第3位となりました!

待遇

  • 月給:27.7万円~
  • 賞与:6.2ヶ月
  • 4週6休制
  • 夏季特別休暇5日
  • リフレッシュ休暇3日
  • 年末年始休暇6日
  • 有給休暇
  • 慶弔休暇
  • 産前産後休暇
  • 育児休暇
  • 産休育休取得実績あり
  • 昇給:年1回
  • 賞与:年2回
  • 健康保険
  • 厚生年金
  • 雇用保険
  • 労災保険

大学病院の看護師として中途採用で働くメリット

大学病院の看護師として中途採用で働くメリットは、以下の3つです。

  1. 給与が高く設定されている
  2. さまざまな症例を扱える
  3. 国公立の場合公務員扱いになる

給与が高く設定されている

大学病院の看護師として中途採用で働くメリットの一つに、給料が高く設定されていることが多いということが挙げられます。

大学病院の場合、平均年収が一般的な病院やクリニックと比較すると高くなっていることが多いです。

平均年収としては、500万円から600万円が目安になるでしょう。

一方で、大学病院の場合初任給が低く設定されており年功序列式で給料が上がっていくことが多いです。

その点、中途採用で採用される場合は新卒採用だと何年目かの基準で給与も支払われることが多いので、結果的に給料が低い時期を過ごすことなく高い給料で大学病院で勤務できるのが大きな魅力です。

さまざまな症例を扱える

大学病院の看護師として中途採用で働くメリットの一つに、様々な症例を扱えるということが挙げられます。

大学病院の場合、地域の中核病院として機能していることも多く、救急患者だけではなく入院患者を含め様々な症例に触れることができるというのが大きな魅力です。

また、大規模な大学病院の場合は地方から患者様が訪れることもあり、場合によっては海外からお医者様を求めて来院されることもあります。

このように様々な症例を扱う機会があるというのは大学病院ならではの魅力でしょう。

特に、看護師としてスキルを磨きていきたい、キャリアアップをしていきたいと思っている場合には、様々な症例を扱うことができる大学病院の看護師として中途採用で働くのがおすすめです。

国公立の場合公務員扱いになる

大学病院の看護師として中途採用で働くメリットの一つに、国公立の場合は公務員扱いになるということが挙げられます。

大学病院の場合、私立の大学病院の場合は公務員扱いになりませんが、国公立の大学病院の場合は公務員扱いになります。

正確には準公務員という形で公務員試験を受けることなく公務員の身分を手に入れることができます。

ただし完全に公務員と一緒なわけではなく、公益性が高いため公務員と同様の規制がかけられるなど一部では、公務員と同様の基準になるという認識が正しいでしょう。

そのため、国公立の大学病院に中途入社をすることで、副業が禁止されたり接待などを受けられなくなります。

一方で、公務員としての身分を手に入れることができるので、給与が安定していたり原則解雇されることがないというのも大きな魅力です。

大学病院の看護師として中途採用で働くデメリット

大学病院の看護師として中途採用で働くデメリットは、以下の3つです。

  1. 新卒同期がいない
  2. 人間関係を一から構築する必要がある
  3. 出世できないことがある

新卒同期がいない

大学病院の看護師として中途採用で働くデメリットの一つに、新卒同期がいないということが挙げられます。

大学病院の看護師の場合、新卒採用で複数名を採用していることもあります。

そのため、新卒採用同士で仲が深まっていることが多いですが、大学病院に中途採用で入ってきた人の場合、同期の輪に入れないことも多いです。

また、大学病院の中には新卒採用をメインとしており、近年中途採用を始めたという病院もあります。

このような病院の場合、そもそも中途採用で入ってくる人自体が少なく、新卒同士のコミュニティが出来ている中で、なかなか人間関係を構築しにくいということもあるでしょう。

人間関係を一から構築する必要がある

大学病院の看護師として中途採用で働くデメリットの一つに、人間関係を一から構築する必要があるということが挙げられます。

大学病院に限らず看護師として転職する際には発生する問題ではありますが、人間関係を一から構築する必要があるという点をデメリットに感じる人も多いです。

特に、大学病院の場合看護師だけではなく理学療法士、医師、臨床検査技師など様々な職業の人が働いている環境でもあります。

このような環境において様々な人と一から人間関係を構築していかなくてはいけないという点をデメリットに感じる人も多いです。

出世できないことがある

大学病院の看護師として中途採用で働くデメリットの一つに、出世できないことがあるということが挙げられます。

大学病院の看護師の場合、新卒をメインにしているところでは新卒の人がどんどん出世をしていき、中途で入ると出世しにくいということもあります。

また、大学によっては学閥などが形成されており、自分の出身大学の病院でないと出世できない、出世しにくいということもあります。

このような背景から中途採用で入ったものの出世することができず、結果的に給料も大きく変化しないということも考えられるでしょう。

大学病院の看護師として中途採用されやすい人とは?

大学病院の看護師として中途採用されやすい人は、以下のような人です。

  • 経験豊富で即戦力になれる人
  • コミュニケーション能力が高い人
  • 専門分野がはっきりしている人

経験豊富で即戦力になれる人

大学病院の看護師として採用されやすい人の特徴の一つに、経験豊富で即戦力になれる人が挙げられます。

大学病院で中途採用をして採用する基準には、経験が豊富であるか、そして即戦力として働くことができるかがあります。

つまり、大学病院側としては新卒採用では賄うことができない即戦力を賄うために中途採用を行なっているということです。

そのため、経験が豊富で看護師としてすぐに働く事が出来る人の方が採用される可能性は高いでしょう。

コミュニケーション能力が高い人

大学病院の看護師として採用されやすい人の特徴に、コミュニケーション能力が高い人が挙げられます。

大学病院の場合、関わる人数が多いため結果的にコミュニケーションをとる機会が多くなります。

それだけではなく人間関係が固定化されていることも多く、特に看護師同士の場合人間関係が閉鎖的になり、固定化されていることが非常に多いです。

このような背景からコミュニケーション能力が高く、看護士同士の輪に自ら入っていくことができる人のほうが向いていると言えます。

また、コミュニケーション能力が高い人でないと、連携が出来なかったり意思疎通ができないこともあり、患者様に対して迷惑をかけてしまうこともあります。

専門分野がはっきりしている人

大学病院の看護師として採用されやすい人の特徴に、専門分野がはっきりしている人が挙げられます。

看護師と一言に言っても病棟で入院患者の対応するのが得意な看護師、救急対応をするのが得意な看護師、手術での対応が得意な看護師など様々な看護師が挙げられます。

また、大学病院側としては中途採用する人材には即戦力として働いてもらいたいという意図があります。

そして、即戦力として働いてもらうためには、全てのことをまんべんなくできる人ではなく、ある一つの分野に突出した能力がある人の方が魅力的でしょう。

このような背景から専門分野がはっきりしており、さらにそれらの分野で功績を残してきている人の方が採用される可能性は高いと言えます。 

まとめ

大学病院の看護師は、常勤・派遣ともに多くの求人が掲出されているので、ぜひ自分にあった求人を探してみてください。