看護師が働きやすい病院ランキング|働きやすい病院の特徴とは?

看護師として勤務する上で、どのような病院・クリニックで勤務するかは看護師としてのキャリアを決定する上でも重要です。

そこで、この記事では看護師がはたらきやすい病院ランキングや看護師として働きやすい病院の特徴について詳しく紹介します。

それでは、見ていきましょう。

働きやすい病院ランキング

看護師が働きやすい病院ランキングを株式会社WILLCOの情報をもとに紹介します。

2022年の働きやすい病院ランキングは、以下の通りです。

  • 第1位:福井大学医学部附属病院 ★3.85
  • 第2位:公益財団法人日本生命済生会 日本生命病院 ★3.84
  • 第3位:東京都立松沢病院 ★3.81
  • 第4位:兵庫県立淡路医療センター ★3.73
  • 第5位:福井県済生会病院 ★3.71
  • 第6位:愛知県厚生農業協同組合連合会 江南厚生病院 ★3.68
  • 第7位:北見赤十字病院 ★3.67
  • 第7位:医療法人社団日高会 日高病院 ★3.67
  • 第7位:岡山済生会総合病院 ★3.67
  • 第10位:医療法人杏和会 阪南病院 ★3.65
  • 第10位:松江赤十字病院 ★3.65
  • 第12位:広島赤十字・原爆病院 ★3.61
  • 第12位:独立行政法人国立病院機構 九州がんセンター ★3.61
  • 第14位:公益財団法人 井之頭病院 ★3.60
  • 第14位:独立行政法人国立病院機構 三重中央医療センター ★3.60
  • 第14位:公立学校共済組合 九州中央病院 ★3.60
  • 第17位:砂川市立病院 ★3.59
  • 第17位:国家公務員共済組合連合会 九段坂病院 ★3.59
  • 第17位:愛知県がんセンター ★3.59
  • 第20位:東邦大学医療センター大橋病院 ★3.57
  • 第20位:独立行政法人国立病院機構 横浜医療センター ★3.57
  • 第20位:公益社団法人石川勤労者医療協会 城北病院 ★3.57
  • 第20位:総合病院聖隷三方原病院 ★3.57
  • 第20位:済生会山口総合病院 ★3.57
  • 第20位:神奈川県立がんセンター ★3.57
  • 第20位:小倉記念病院 ★3.57
  • 第27位:武蔵野赤十字病院 ★3.54位
  • 第28位:青森県立中央病院 ★3.53
  • 第28位:独立行政法人国立病院機構 埼玉病院 ★3.53
  • 第28位:社会医療法人愛生会 上飯田リハビリテーション病院 ★3.53
  • 第28位:岡山大学病院 ★3.53
  • 第28位:社会医療法人近森会 近森病院 ★3.53
  • 第28位:医療法人社団敬愛会 佐賀記念病院 ★3.53
  • 第28位:東京都立小児総合医療センター ★3.53
  • 第35位:社会福祉法人聖隷福祉事業団 総合病院聖隷浜松病院 ★3.52
  • 第36位:医療法人社団協友会 吉川中央総合病院 ★3.51
  • 第36位:香川大学医学部附属病院 ★3.51
  • 第36位:福井赤十字病院 ★3.51
  • 第39位:筑波大学附属病院 ★3.50
  • 第39位:リハビリテーション天草病院 ★3.50
  • 第39位:東邦大学医療センター佐倉病院 ★3.50
  • 第39位:公益財団法人日産厚生会 玉川病院 ★3.50
  • 第39位:公立昭和病院 ★3.50
  • 第39位:鳥取赤十字病院 ★3.50
  • 第39位:江南病院 ★3.50
  • 第39位:医療法人社団淳英会 おゆみの中央病院 ★3.50
  • 第39位:昭和大学江東豊洲病院 ★3.50
  • 第48位:神戸市立西神戸医療センター ★3.49
  • 第48位:東京都立多摩総合医療センター ★3.49
  • 第48位:医療法人社団誠馨会 千葉メディカルセンター ★3.49
  • 第48位:国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院 ★3.49 

全国51位~100位

  • 第52位:静岡県立静岡がんセンター ★3.48
  • 第53位:聖路加国際病院 ★3.47
  • 第53位:愛知県厚生農業協同組合連合会 安城更生病院 ★3.47
  • 第53位:社会医療法人財団白十字会 佐世保中央病院 ★3.47
  • 第53位:香川県立中央病院 ★3.47
  • 第57位:虎の門病院 ★3.46
  • 第57位:東海大学医学部付属病院 ★3.46
  • 第57位:玄々堂高田病院 ★3.46
  • 第57位:医療法人徳洲会 野崎徳洲会病院 ★3.46
  • 第57位:大阪市立大学医学部附属病院 ★3.46
  • 第57位:藤田保健衛生大学七栗記念病院 ★3.46
  • 第63位:名古屋大学医学部附属病院 ★3.45
  • 第63位:医療法人社団石鎚会 田辺中央病院 ★3.45
  • 第65位:久留米大学病院 ★3.44
  • 第66位:勤医協中央病院 ★3.43
  • 第66位:仙台赤十字病院 ★3.43
  • 第66位:医療法人豊田会 刈谷豊田総合病院 ★3.43
  • 第66位:仙塩利府病院 ★3.43
  • 第66位:公立大学法人 福島県立医科大学会津医療センター附属病院 ★3.43
  • 第66位:セフィロト病院 ★3.43
  • 第66位:沖縄県立中部病院 ★3.43
  • 第66位:タムス浦安病院 ★3.43
  • 第74位:社会福祉法人 函館厚生院 函館五稜郭病院 ★3.42
  • 第74位:JA北海道厚生連 旭川厚生病院 ★3.42
  • 第74位:北里大学病院 ★3.42
  • 第74位:静岡済生会総合病院 ★3.42
  • 第74位:順天堂大学医学部附属静岡病院 ★3.42
  • 第74位:公立陶生病院 ★3.42
  • 第74位:国立大学法人 京都大学医学部附属病院 ★3.42
  • 第74位:耳原総合病院 ★3.42
  • 第74位:松下記念病院 ★3.42
  • 第74位:神戸大学医学部附属病院 ★3.42
  • 第74位:三田市民病院 ★3.42
  • 第74位:福岡大学病院 ★3.42
  • 第74位:独立行政法人 地域医療機能推進機構 九州病院 ★3.42
  • 第87位:東北大学病院 ★3.41
  • 第87位:医療法人鉄友会宇野病院 ★3.41
  • 第87位:徳島県立中央病院 ★3.41
  • 第87位:独立行政法人地域医療機能推進機構 諫早総合病院 ★3.41
  • 第87位:独立行政法人国立病院機構 長崎医療センター ★3.41
  • 第87位:埼玉医科大学国際医療センター ★3.41
  • 第87位:りんくう総合医療センター ★3.41
  • 第94位:医療法人沖縄徳洲会 館山病院 ★3.40
  • 第94位:静岡県立こども病院 ★3.40
  • 第94位:九州大学病院 ★3.40
  • 第97位:公立大学法人 横浜市立大学附属病院 ★3.39
  • 第97位:岐阜県総合医療センター ★3.39
  • 第97位:愛知医科大学病院 ★3.39
  • 第97位:社会福祉法人恩賜財団済生会 松阪総合病院 ★3.39
  • 第97位:福岡赤十字病院 ★3.39
  • 第97位:医療法人社団 純正会 八王子北部病院 ★3.39
  • 第97位:独立行政法人地域医療機能推進機構 湯布院病院 ★3.39

(引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000048626.html

働きやすい病院の特徴とは?

働きやすい病院の特徴は、以下の通りです。

  • 離職率が低い
  • 教育制度が整備されている
  • 若手の割合が高くない
  • 有休・育休を取得できる
  • 勤務時間内に勉強ができる

離職率が低い

働きやすい病院の特徴の一つに離職率が低い病院が挙げられます。

日本看護師協会の発表によると、看護師の離職率は11.5%で、新卒で8.6%です。

一つの基準として、日本看護師協会によって発表されている一般的な離職率よりも低い離職率の病院の場合は、働きやすい環境である可能性が高いと言えるでしょう。

ただし、病院やクリニックによっては離職率を発表してないこともあります。

また、クリニックや病院の中には正社員として看護師を雇用するのではなく、派遣社員やアルバイトの形態で看護師を雇用している場合もあります。

このような場合、離職率として正確な数字が出ないだけではなく、正社員としてその病院で勤務している人は少数で、勤続年数も長いことが想定されるので離職率が低い傾向です。

そのため、離職率が低い場合はなぜ離職率が低いのかも考えてみるといいでしょう。

教育制度が整備されている

働きやすい病院の特徴の一つに教育制度が整備されている病院が挙げられます。

看護師として勤務する場合、特に新卒の場合は教育制度がしっかり整備されている病院であるかどうかが働きやすさにおいても変わってきます。

看護師の場合、形式化されたマニュアルが存在しないことも多く先輩からの指導で教育を行うことも多いです。

このような場合、先輩と関係がうまくいかないと業務を覚えにくく、結果的に働きにくいと感じてしまいます。

そのため、教育制度がしっかり整っており、OJTのような教育制度ではなくマニュアルに沿った体系的な教育制度がある病院の方が働きやすいと言えるでしょう。

若手の割合が高くない

働きやすい病院の特徴の一つに若手の割合が高くないことが挙げられます。

若手の割合が高い病院の場合、若い世代にとっては働きやすい環境であるのも事実ですが、ベテランがいないということはそれだけ教えられる業務が限定的になるということでもあります。

ベテランの看護師がいればその人から伝承された効率的なやり方で業務を進めていくことができますが、若手が多いと経験や知識が浅い人が多いので、結果的に相乗効果が生まれず業務においても非効率になってしまう部分が多いです。

その点からも若手の割合が高い病院は避けた方が良いでしょう。

有休・育休を取得できる

働きやすい病院の特徴の一つに、有給、育休を取得しやすい病院が挙げられます。

看護師として勤務している女性だと出産に伴って育休を取得しなくてはいけないことも多いです。

そのような際に、職場の雰囲気として育休を取得しにくいと、結果的に看護師として勤務を続けるのが難しく、離職をして子供を産まなくてはいけません。

そのため、育休を取得できるというのは女性にとっては特に重要になるでしょう。

また、有給についても法律で決められている日数の有給を取得できるだけではなく、自分が希望する日に有給を取得しやすい病院の方が働きやすいと言えます。

勤務時間内に勉強ができる

働きやすい病院の特徴の一つに、勤務時間内に勉強できるということが挙げられます。

クリニックや病院によっては、スキルアップや看護師として知識を身につけるために必要な勉強会が業務時間外に開催されることがあります。

このような病院の場合、プライベートと両立するのも難しいでしょう。

また、勤務時間内に勉強ができない病院の場合、そもそも看護師のスキルアップやキャリアアップに対して積極的ではない傾向もあります。

まとめ

看護師として長く勤務する上では、働きやすい病院に勤務することが重要です。

また、自分が就職した病院に不満がある場合は、他の病院に転職するのも一つの手段と言えるでしょう。