おすすめの看護師転職サイトとは?転職先を決める際のポイントや転職サイトの選び方も紹介

看護師は国家資格なので、看護師として身につけた経験スキルは他の病院やクリニックでも活かせる可能性が高いです。

そのため、看護師の資格を持っている場合は、資格を持っているだけですぐに他のクリニックや病院などに転職できることがほとんどです。

そこで、この記事では転職したいと思っている看護師の方に向けて、オススメの看護師向け転職サイトや看護師が転職サイトを選ぶ際のポイントや転職先を決める際の注意点などについても詳しく紹介していきます。

それではみていきましょう。 

おすすめ看護師転職サイト4選

おすすめの看護師向け転職サイトは、以下の4つです。

  1. ジョブメドレー
  2. 看護roo!
  3. レバウェル看護(旧 看護のお仕事)
  4. マイナビ看護師

ジョブメドレー

ジョブメドレーは看護師だけではなく介護士など医療系求人を多く扱っている医療系求人に特化した転職サイトです。

医療介護福祉業界で納得のいく就職・復職・転職を実現することをモットーとしており、全国385,542件の正社員、アルバイト・パートの求人情報を掲載しています。

多くの求人を掲載しているからこそ、看護師として勤務する上で重要な給料や勤務地、新規オープンであるかどうかなどをもとに求人情報を探すことが可能です。

看護roo!

看護roo!は、看護師向けのメディアを運営する企業で求人数5万件以上を誇っているのが大きな特徴です。

全国の病院・クリニック・介護施設・保育園・健診センターなど幅広い求人を揃えており、利用者の満足度も90%以上なのも大きな魅力。

看護roo!では、転職エージェントがつくので面接日程の調整や病院見学、条件交渉なども含めて、転職エージェントに依頼することが可能です。

レバウェル看護(旧 看護のお仕事)

レバウェル看護は、看護師求人を10万件以上掲載している看護師向けの求人サイトです。

レバウェル看護では、転職エージェント制度があるので転職エージェントが求職者の希望する条件を聞いた上で、条件に合致した転職先を見つけてくれるのが大きな特徴。

また、サポートは求人紹介だけではなく、職場環境の情報提供や、過去の面接をもとに履歴書の添削、模擬面接、面接の日程調整なども含んでおり、これらのサポートも全て無料で受けることが可能です。

マイナビ看護師

マイナビ看護師は、全国に拠点を展開しており、その拠点に所属するプロのキャリアアドバイザーが病院・施設・クリニック・介護施設・訪問看護ステーション、企業に毎日のように足を運び、最新の求人募集情報を確認しているのが特徴です。

また、マイナビ看護師は看護師向けの転職サイトとしての知名度も非常に高く5年連続で知名度no.1にも輝いています。

このように多くの人に利用されており、かつ満足度が高いのはマイナビ看護師の大きな魅力でしょう。

そして、マイナビ看護師では看護師業界に精通した専属のアドバイザーが、求人紹介から書類作成、面接、内定まで、すべての転職活動を無料でサポートしてくれるので、今まで転職活動をしたことがない人であっても、気軽に転職活動を開始することができます。

看護師が転職先を選ぶ際のポイント

看護師が転職先を選ぶ際のポイントは、以下の3つです。

  1. 見込み残業制度の有無
  2. 深夜勤務の有無
  3. 年間休日と週休の日数

見込み残業制度の有無

看護師が転職先を選ぶ際のポイントの一つに、見込み残業制度の有無を確認することが挙げられます。

見込み残業制度とは、あらかじめ見込まれる残業時間を給与に含む制度のことで、見込み残業時間が30時間と掲載されている場合は基本給にプラス30時間分の残業代が含まれたものが、毎月の支給額になります。

見込み残業の場合は、残業をしなくても30時間分は残業代をもらうことが可能です。

また、30時間以上残業した場合は、30時間を超過した分の残業代を追加でもらうことができます。

一方で、見込み残業制度があるということは多くの看護師が30時間以上の残業をしているということの裏付けでもあるので、残業をしたくないと思っている場合は見込み残業制度がない会社を選ぶと良いでしょう。

深夜勤務の有無

看護師が転職先を選ぶ際のポイントの一つに、深夜勤務の有無が挙げられます。

看護師の場合は日勤だけではなく夜勤が入る場合もあります。 

特に、正社員として勤務する場合は元々の勤務スケジュールに深夜勤務が組み込まれている可能性も非常に大きいです。

そのため、深夜勤務があるかどうかを確認するのもポイントのひとつで、特に総合病院の場合の深夜勤務が発生する可能性が高いです。

一方で、クリニックや小さい病院の場合は深夜勤務がそもそも発生しません。

年間休日と週休の日数

看護師が転職先を選ぶ際のポイントの一つに、年間休日と週休の日数が挙げられます。

年間休日は多くのクリニック・病院で120日以上に設定されています。

120日以上というのは、毎週土日の休みと祝日の休み、それに年末年始の休みが加えられた数字です。

そのため、120日以上ある場合は職場独自の祝日などが多く設定されていると考えればいいでしょう。

一方で、120日未満の場合は土日に休めない可能性も高いです。

また、週休に関しても完全週休2日制の場合は毎週土日が必ず休みになりますが、週休2日制の場合は1ヶ月のうちにどこか週休2日があれば問題ないということになるので、休みの日数が大幅に減る可能性もあります。

看護師向け転職サイトの選び方

看護師向け転職サイトを選ぶ際には、以下の3つを意識しましょう。

  1. 「転職エージェント型」と「求人広告型」を理解する
  2. 希望する業種の求人数を確認する
  3. 口コミの評判がいい転職サイトを選ぶ

「転職エージェント型」と「求人広告型」を理解する

看護師向けの転職サイトを選ぶ際のポイントに、「転職エージェント型」と「求人広告型」の理解が挙げられます。

「転職エージェント型」とは求職者と求人情報を掲載しているクリニックや病院の間に転職エージェントが入る仕組みを採用している転職サイトのことです。

転職エージェントが間に入ることで、求職者が望んでいる条件と求人元が望んでいる条件が合致しているものを提供できるので、双方にデメリットが少ないということが挙げられます。

一方で、「転職エージェント型」の場合は人件費がかかっているので本来求職者が望んでいない条件であっても転職エージェントに言いくるめられて、結果的に自分が望んでいたような条件ではないクリニックや病院などで勤務してしまうということもあるのが事実です。

また、しつこく連絡が来てしまい結果的に求職者が折れてしまうということもあります。

「求人広告型」は、クリニックや病院が直接求人サイトに自社の求人情報を掲載し、求職者はそれらの求人情報を自ら確認をして応募する仕組みをとっている転職サイトのことです。

転職エージェントが間に入らないので、すべてを自分でやらなくてはいけない反面、自分のペースで転職活動を進めやすいのが大きな特徴です。

希望する業種の求人数を確認する

看護師向けの転職サイトを選ぶ際には、希望する業種の求人数を確認することが重要です。

看護師と言っても総合病院で勤務するか、自費診療を中心とする病院で勤務するか、クリニックで勤務するか、介護施設で勤務するかなど様々な施設での勤務が想定されます。

そのため、希望する業種での求人数が多いかどうかを確認することが重要になります。

また、それだけではなく自分が希望する勤務形態での求人数を確認することも重要です。

多くのサイトでは自分が希望する条件にチェックを入れていけば、それらの条件をもとに求人をソートすることができ、求人数を確認することができます。

多くの求人が掲載されているサイトであっても、自分が希望するような条件の求人が少ないと意味がないので、予め確認しておくといいでしょう。

口コミの評判がいい転職サイトを選ぶ

看護師向けの転職サイトを選ぶ際には、口コミの評判が良い転職サイトを選ぶのがポイントです。

口コミの評判が良い転職サイトと言うことは、そのサイトを利用した求職者が満足したということの裏返しでもあります。

一方で、口コミの評判が悪い転職サイトの場合、一部の悪質なユーザーが嫌がらせで悪い口コミを書いてる可能性もありますが、多くの場合は本心で書いている可能性が高いです。

また、転職サイトの口コミを確認する際には、Googleマップの口コミなどある程度オープンにされている口コミサイトで、かつ多くの人が自由に掲載できる口コミサイトで確認するといいでしょう。

特定のサイトのみで口コミを確認してしまうと、そのサイトが紹介している転職エージェントサービスなどの評価が著しく高くなってしまっている可能性もあるので、信用できない可能性が高いです。

看護師の転職が成功しやすい理由とは?

看護師の転職が成功しやすい理由は、以下の3つです。

  1. 国家資格なので需要が高い
  2. 現役看護師の人数が減っている
  3. 病院・クリニック以外でも勤務できる

国家資格なので需要が高い

看護師の転職が成功しやすい理由の一つに、国家資格なので需要が高いことが挙げられます。

看護師は国家資格で毎年合格者数が絞られているので看護師の数が一気に増えることがありません。

そのため、需要も一定数に抑えられています。

現役看護師の人数が減っている

看護師の転職が成功しやすい理由の一つに現役看護師の人数が減っていることも挙げられます。

看護師は女性が多い職場なので産休や育休、介護などに伴い離職する割合が高くなっています。

また、看護師としての勤務することが体力・精神的にきついので看護師の資格を持っているにも関わらず、看護師以外の職業で働いている人も多くいます。

このように、現役の看護師の人数が減っているからこそ、現役看護師のニーズが高くなり、結果的に転職がしやすくなっているとも言えるでしょう。 

病院・クリニック以外でも勤務できる

看護師の転職が成功しやすい理由の一つに病院やクリニック以外でも勤務できることが挙げられます。

看護師の資格を持っていれば、病院やクリニックなどの医療機関のみではなく、介護施設や医療系ベンチャー企業などでも勤務できる可能性があります。

また、最近ではクリニック・病院向けのSaaSサービスなどを展開しているIT企業でも看護師の需要があります。

そのため、看護師としての資格を持っていれば病院やクリニック以外でも勤務できる点は、転職をする上でも大きな魅力でしょう。

まとめ

看護師として転職をする上では、評判や求人数の多い転職サイトを利用するのがおすすめです。

今後、転職をする予定がある看護師の方は、ぜひ今回の記事を参考にしてください。