看護師で夜勤アルバイトをしたいと思っている人に向けて、この記事では看護師の夜勤アルバイトの求人例や看護師で夜勤アルバイトをするメリット、看護師の夜勤アルバイトが向いている理由も紹介します。
それでは、見ていきましょう。
看護師の夜勤アルバイトの求人例
求人①:
概要
病棟での夜勤看護をお願いします。昨年から全身麻酔の手術はやっておらず,術後の患者様はいません。
救急車1日1台、ウォークイン数名程度、重症の方は受け入れていません。
【一般病棟】
●内科系疾患の急性増悪や炎症性疾患、軽症の脳神経外科疾患、がんの終末期など
●患者の日常生活行動の援助(食事・排泄・清潔・睡眠・環境など)
●点滴管理(IVH含む)内服管理、緩和ケアから看取りへ(1~2件/月)
【障害者病棟】
●高齢者の汎用症候群、一般病棟からの移動患者、寝たきり患者
●半数以上が経管栄養(胃瘻)、IVH、吸引処置、おむつ交換
待遇
- 給与:日給 30,000円(交通費込)
- 勤務回数:月4回以上
- 夜勤前日勤:数日あり(日数はスキルによる)時給1500円~
- 勤務時間:17:00~9:00 休憩120分
- 勤務シフト:1~末日分を20日までに提出(必須)
- 仮眠室完備
- 車通勤可(駐車場代 2000円/月)
- 制服持参
求人②:
概要
仕事内容:病棟での夜勤看護をお願いします。
受け持ちは明確に分かれておらず、フロアをまたいで部屋持ちすることもあり。
整形が7割の病棟です。夜間帯は看護師3名のみですが、非常勤の救命士がいる事もあり。救急対応はしてもらえますが、点滴等の処置は看護師が行います。
救命士が不在の場合は、地域包括病棟の看護師が救急対応にあたります。(おそらくまだ体制が整っていないため、対応は出来る方がする、という形)また、夜間のウォークインもあり、熱発や腹痛などで一晩様子見ていかれる方もいます。
整形はopeもありますが、入院は3週間程度。リハビリが必要な方は地域包括病棟へ移動し、60日間の入院が出来ます。またはリハビリテーションを専門にする病院へ転院します。
訪問看護もやっているため、連携を取ってご自宅に戻られる方もいます。かかりつけ、ご近所にお住まいの方がほとんどです。
救急車は5~7台ほど。救急は整形が多く、骨折・転倒して腰が痛い・熱が下がらない・ご飯が食べられず体が動かないなど周辺のお年寄りが多いです。二次救急程度の交通事故が入ってくることもあります。救命士がいる時には救急対応はありませんが、不在時には対応もあります。
<主な業務内容>
バイタルサイン測定、点滴・採血、清拭、シーツ交換、入院アナムネ、オペ出し、オペ受け・術後観察
①看護記録の記入、指示票のチェック
②温度板の記入(翌日の検査、薬の色分け)
③カルテの整理
④翌日の検査伝票、検体の確認
⑤日報などの記入、事務におろす伝票の整理
⑥回診車、救急カートの整理整頓
⑦ナースステーションの整理整頓
待遇
- 日給:30,000円(残業代込)
- お給料日:15日〆当月25日払い
- 勤務回数:月1回以上
- 夜勤前日勤:2~3日あり(時給2000円)
- 勤務時間:17:00~9:00 休憩120分
- 勤務シフト:1~末日分を20~22日までに提出
- 土曜日固定勤務可
- 制服・シューズ・食事・初回のみ振込先の分かるもの・印鑑
- 交通費支給
- 仮眠室完備
- 夜食付き
看護師の夜勤アルバイトをするメリットとは?
看護師の夜勤アルバイトをするメリットは、以下の3つです。
- 時給が高い
- 事務作業が発生しにくい
- 緊急対応が発生しないことが多い
時給が高い
看護師が夜勤アルバイトをするメリットの一つに、時給が高いことが挙げられます。
看護師の夜勤の場合、日勤と比較して時給が高いです。
これは労働基準法によって22時以降の勤務は基本給に25%を上乗せして支払わなくてはいけないと決まっていることも理由の一つですが、それだけではなくそもそも給料を高く設定しないと人を集められないという背景もあります。
そのため、看護師の夜勤のアルバイトの場合、時給2000円前後で募集されていることが多いです。
また、都市部の場合は時給3000円から4000円程度で募集されていることもあります。
このように日勤と比較するとやはり給料が高くなっているというのは、看護師が夜勤のアルバイトをするメリットの一つでしょう。
事務作業が発生しにくい
看護師が夜勤アルバイトをするメリットの一つに、事務作業が発生しにくいことがあげられます。
看護師の場合、看護計画の作成など様々な業務が発生しますが、アルバイトの場合それらの業務を担うことはありません。
また、夜勤の場合はそれらの業務がそもそも発生しない前提で業務が進んでいることもあるので、事務作業が発生しにくいというのは大きなメリットでしょう。
そのため、事務作業が苦手な人、細かい作業が苦手な人にとっては夜勤のアルバイトの方が向いている可能性が高いです。
緊急対応が発生しないことが多い
看護師が夜勤アルバイトをするメリットの一つに、緊急対応が発生しにくいことが挙げられます。
看護師の場合、緊急対応のために夜勤として勤務していることもありますが、大型病院でない場合、緊急患者が搬送されて緊急対応をしなくてはいけないということが発生しにくいです。
また、看護師の夜勤アルバイトとして勤務する場合、緊急性の高い患者を見るように依頼されることがそもそも少なく、責任が発生しにくい業務をアルバイトに任せるという傾向があります。
そのような背景から緊急性が高い業務が発生しにくいだけではなく、責任の重い業務も発生しにくいというのは、看護師として夜勤アルバイトをするメリットのひとつです。
看護師の夜勤アルバイトをするデメリットとは?
看護師の夜勤アルバイトをするデメリットは、以下の3つです。
- 生活リズムが狂いやすい
- 患者様に深く関われない
- 自分で判断することを求められる
生活リズムが狂いやすい
看護師が夜勤アルバイトをするデメリットの一つに、生活リズムが狂いやすいことが挙げられます。
看護師として夜勤アルバイトをする中で、生活リズムが崩れるというのはよくある話で、看護師として夜勤アルバイトをすることで日勤の仕事ができなくなる、うつ傾向になる人は一定数います。
そのため、生活リズムが狂いやすいというのは大きなデメリットでしょう。
特に、人間は太陽の光を浴びないと、それだけでうつ傾向が急速に上昇するという報告もあります。
そのため、生活リズムが崩れやすく、かつ太陽の光を浴びる機会が少なくなることで、精神的に参ってしまう人がいるというのはデメリットでしょう。
患者様に深く関われない
看護師で夜勤アルバイトをするデメリットの一つに、患者様と深く関われないということが挙げられます。
看護師の夜勤アルバイトで、特に単発の場合は患者様と深く関わるということはほとんどありません。
そのため、患者様に深く関わって業務をしたいと思っている人には、看護師の夜勤アルバイトは向いていないでしょう。
自分で判断することを求められる
看護師の夜勤アルバイトをするデメリットの一つに、自分で判断することを求められるということが挙げられます。
看護師の場合、医師の指示のもとで動くことがほとんどですが、場合によっては看護師の業務責任の範囲で自分で判断しなくてはいけないこともあります。
日勤の場合は、先輩看護師やベテラン看護師に聞くことである程度どのように対処すればいいか考えることができますが、夜勤の場合は先輩看護師やベテラン看護師がいないことも多いです。
そのため、自分で考えて自分で行動していかなくてはいけないことをデメリットに感じる人もいるでしょう。
特に、看護経験が浅い人の場合は自分で考えて判断することに対して不安感を持っている人も多いので、この点をデメリットに感じる人もいます。
看護師の夜勤アルバイトが向いている人とは?
看護師の夜勤アルバイトが向いている人は、以下のような人です。
- 日中は他の仕事をしている人
- コミュニケーションが苦手な人
- 早く稼ぎたい人
日中は他の仕事をしている人
看護師の夜勤アルバイトに向いてる人の特徴を一つに、日中は他の仕事をしている人が挙げられます。
看護師として夜勤でアルバイトをすることができれば、日中は他の仕事を含め自由に使うことができます。
そのため、常勤看護師として日中は働き、夜は夜勤アルバイトをしてる人も中にはいます。
コミュニケーションが苦手な人
看護師の夜勤アルバイトに向いてる人の特徴の一つに、コミュニケーションが苦手な人が挙げられます。
看護師として夜勤でアルバイトする場合、人間関係が固定化されるということが少ないです。
また、アルバイトの場合、その病院の人間関係に深く入り込んでいくということも少ないでしょう。
また、夜勤の勤務時間帯は患者様も寝ている時間になるので、入院患者の見守りをするだけのことも多く、患者様とのコミュニケーションが発生することも少ないです。
そのため、コミュニケーションが苦手な人は、看護師の夜勤アルバイトが向いていると言えるでしょう。
早く稼ぎたい人
看護師の夜勤アルバイトに向いてる人の特徴の一つに、早く稼ぎたい人が挙げられます。
看護師の夜勤アルバイトと日勤の病院勤務を並行することで、単純に1日あたりの労働を増やすことができます。
それだけではなく、夜勤の場合は時給が高く設定されているので、日中で常勤として勤務している場合よりも、時給だけで見ると良い条件で働けることが多いです。
そのため、早く稼ぎたい人は日中の常勤看護師と夜勤のアルバイトを並行して行うことがあります。
まとめ
夜勤の場合、アルバイトとして勤務することも可能ですが、夜勤専従の常勤看護師の募集も多くあるので、正社員として夜勤専従看護師の求人も検討するといいでしょう。