透析の求人例について知りたい人に向けて、この記事では透析の求人や透析業務で大変なところ、透析求人に応募するメリットを紹介します。
それでは、見ていきましょう。
透析の求人例
求人①:AOI国際病院
概要
◆透析室での看護業務全般を担当して頂きます。 【透析室情報】 ・透析機械メーカー:日機装 ・Nsの穿刺:有 ・準夜勤無し ◆最新のDSA装置(血管撮影装置)やハイブリッド手術室を完備し、心臓のカテーテル治療をはじめ、脳血管治療カテーテルや緊急手術にも対応が可能な設備をそなえています。また、リハビリ領域においては、介護用・医療用ロボットスーツHALを導入し、最先端のリハビリも提供しています。 ◆再生医療にも力を入れております。糖尿病による足の壊疽・壊死の治療としてマゴットセラピー(神奈川県内3病院のみ)を取り入れており、整形外科、口腔外科においても、血液中の血小板を用いた、PRP療法を取り入れております。 |
待遇
- 年収:378万円
- 月給:26.3万円
- 賞与:62.5万円
- 年間休日:115日
- 慶弔休暇
- 有給休暇
- 育児休暇
- 産前産後休暇
- 昇給:年1回
- 賞与:年2回 / 3ヶ月
- 皆勤手当:10,000円
- 職務手当:15,000円
- 正看護師:10,000円
- 通勤手当:30,000円/月
- 退職金有り(勤続3年以上)
- 厚生年金
- 健康保険
- 雇用保険
- 労災保険
求人②:横浜いずみ台病院
概要
◆透析室にて勤務していただきます。 ※現在は入院透析の患者様がメインになります。 ◆同院ではレベル別に新卒や中途の方への研修を行なっていきます。スタッフの皆さんにしっかりとレクチャーをしていただけるので、安心してお力を発揮いただくことが可能です。 ◆有給消化率75%!!シフトの調整や休暇の取得に関しては、看護師の皆さんで柔軟に対応をしています。忙しさや時期にもよりますが、各々の都合や予定に応じて休暇もとりやすい環境で、時には連休を取る方もいらっしゃいます。 |
待遇
- 年収:304万円~361万円
- 月給:25.4万円~30.1万円
- 年間休日:120日
- 4週8休制(日曜固定)
- 夏期休暇3日
- 慶弔休暇
- 有給休暇
- 育児休暇
- 産前産後休暇
- 産休育休取得実績あり
- 昇給:年1回
- 賞与:年2回 / 4ヶ月
- 住宅手当:8,000円
- 夜勤手当
- 超過勤務手当
- 通勤手当
- 退職金制度あり
- 厚生年金
- 健康保険
- 雇用保険
- 労災保険
求人③:静岡共立クリニック
概要
◆透析患者さんのケア全般 患者さんの体調や、透析中の状態、普段の生活のことに至るまで、患者さんの声を聞き体調管理に勤めていただくのがお仕事です。 ◆偕行会グループは、グループ全体で1000名を超える透析患者様のケアを行っています。スタッフの教育に関してはプリセプターシップを採用し、約3ヶ月間じっくりと教育しますので透析未経験の方でも安心して始められます。また、他の科目に比べると不規則な勤務や残業が少なく、家事や育児と両立しやすい点や、体力的な負担が少ない点も大きなメリットと言えます。 ◆勤務時間は8時30分~16時45分までと一般的な病棟勤務よりは短く、かつ残業も月2時間程度しかありませんので、お子様のお迎えや夕食の準備を余裕をもって行うことができます。 ◆有給が入職日から支給され、4月入職の場合16日付与されます。有給消化率も高く、2・3日の連休や長期の旅行など、プライベートも充実させることができます! |
待遇
- 年収:495万円
- 月給:31.4万円
- 賞与:117.4万円
- 年間休日:104日
- 完全週休2日制(日曜日と他1日)
- 有給休暇(1年目16日、2年目18日、3年目20日)
- 育児休暇・産前産後休暇(取得しやすい環境です。常に数名取得中の方がいるような状態です。)
- 昇給:年1回
- 賞与:年2回 / 4.5ヶ月
- 住宅手当:15,000円/月
- 家族手当:500円/人
- 準夜勤手当:5,000円~6,600円/回
- 地域手当:12,500円/月
- 調整手当:12,500円
- 車通勤可(駐車場あり)
- 福利厚生
- 雇用保険
- 厚生年金
- 健康保険
- 労災保険
透析業務とは?
透析業務とは、腎臓などが悪い患者様に対して危機を使って綺麗な血液を循環させるための業務のことを指しています。
透析業務を担うのは看護師と臨床工学技士の二人です。
基本的には、臨床工学技士が透析業務の実務に関わる部分を担い、看護師がそれらのサポートを行うというのが役割になります。
そのため、透析業務において看護師の役割は以下のものが想定されています。
- 物品・透析の準備
- バイタルチェック(体重・血圧測定など)
- 穿刺・抜針・止血
- 患者さんの看護
- 患者さんの健康管理や指導
一方で、臨床工学技士の場合、透析業務として想定されているのは血液浄化療法業務で人工透析装置の操作・管理、穿刺、患者さんの状態確認などの業務になります。
このように透析業務と言っても看護師と臨床工学技士では行うことが違うのが大きな特徴です。
また、透析業務の場合、高い頻度で病院を訪れるのも大きな特徴です。
そのような背景から患者様とのコミュニケーションも重要になってくるのが、透析業務の特徴と言えるでしょう。
透析業務の大変なところとは?
透析業務の大変なところは、以下の5つです。
- 深く患者と関わる必要がある
- 利用者様から直接クレームを言われることがある
- 透析だけが業務になりがち
- ルーティンワークがメインになる
- プレッシャーがかかる
深く患者と関わる必要がある
透析業務の大変なところの一つに、深く患者と関わる必要があるということが挙げられます。
透析業務の場合、患者様は週3から4のペースで透析クリニックを訪れることになります。
患者様にとって透析は自分の血液を循環させる上では欠かすことができない生命維持装置の一つでもあり、重要なイベントであるのは事実です。
このような背景から患者様も基本的には定期的にスケジュール通りに来るということが多いです。
そして、透析クリニックの場合、患者様と看護師や臨床工学技士はセットで業務にあたることも多く、結果的に一人の患者様と深く関わる機会が多いというのが透析業務の大きな特徴になります。
そのため、患者様と深く関わる事に対して抵抗感がある人やコミュニケーションに対して苦手意識を持っている人の場合、透析業務が大変と思うこともあります。
利用者様から直接クレームを言われることがある
透析業務の大変なところの一つに、利用者様から直接クレームを言われることがあるということが挙げられます。
透析業務の場合、患者様との距離が近くなり、かつ患者様と直接関わり合いながら業務を進めていく必要があります。
そのため患者様から直接クレームを言われることもあり、トラブルが発生した場合には患者様から直接叱責をされることもあります。
このように、ご利用者様から直接クレームを言われる立場にあるというところで、透析業務を大変と思う人も多いです。
透析だけが業務になりがち
透析業務の大変なところの一つに、透析だけが業務になりがちということが挙げられます。
透析を行っている病院の場合、透析クリニックや透析外来のように透析を専門に扱っているところがほとんどです。
そのため透析以外の技術を磨きにくいというのは大きなデメリットでしょう。
それだけではなく透析看護師として一回勤務をすると、その後転職をしても透析看護師として採用されることが多く、一般病棟の看護師として採用されるケースが少なくなってしまいます。
これは透析という専門性を身につけているため、その専門性を活かして欲しいクリニックが多くあるためです。
一方で、一般病棟の場合は幅広く知識経験を持っていることが求められるため、透析だけの経験を持っている人は一般病棟に転職しにくくもなってしまいます。
このような背景から透析だけが業務になりがちというのも大変なポイントの一つでしょう
ルーティンワークがメインになる
透析業務の大変なところの一つに、ルーティンワークがメインになるということが挙げられます。
透析業務の場合、患者様に対して透析前の準備から臨床工学技士が透析を行い、その後体調に変化がないかなどをまた看護師が見るというルーティンが決まっています。
そのような背景からルーティンワークがメインになり、患者様によって大きくこれらのルーティンが変わらないというのは大きな特徴でしょう。
そのような背景からルーティンワークをするのがきついと思ってる人の場合、透析求人は向いていない可能性が高いです。
プレッシャーがかかる
透析業務の大変なところの一つに、プレッシャーがかかるということが挙げられます。
透析業務は腎臓が悪い患者様に対して綺麗な血液を循環させるための手助けをする業務です。
そのような背景から患者様にとっては欠かすことができない施術の一つであり、失敗も許されることがない施術の一つです。
そのため、透析業務を行う看護師や臨床工学技士にとってはプレッシャーがかかるというのも大きな特徴でしょう。
また、透析後に患者様の体調が急変することも往々にしてあります。
透析最中だけではなく、透析の後も含め患者様に注意をしながら業務をこなしていかなくてはいけないという点について、プレッシャーがかかると感じる人もいます。
透析求人のメリットとは?
透析求人のメリットは、以下の3つです。
- 専門性が高くなる
- 日勤で働ける
- 患者さんと関係性を構築しやすい
専門性が高くなる
透析求人に応募するメリットの一つに専門性が高くなるということが挙げられます。
透析求人の場合、一般病棟の看護師と比較して専門性が高い職業として認識されているので、一度透析看護師として経験を積むことができればその後も単発やスポットなどでも透析業務ができる可能性があります。
このように専門性が高くなるというのは透析の求人に応募するメリットの一つでしょう。
日勤で働ける
透析求人のメリットの一つに日勤で働けるところが多いということが挙げられます。
透析求人の場合、オンコール対応などがないことがほとんどで、夜勤が発生することもありません。
これは透析の場合、ご利用者様が来院されて透析を行うという背景があるためです。
つまり、透析が必要な患者様は日中に訪れることがほとんどなので、日中しか開いていないクリニックがほとんどということです。
また透析クリニックの場合、小規模なクリニックでは入院患者を受け入れてないことも多いので、夜勤が発生する可能性も低いとされます。
患者さんと関係性を構築しやすい
透析求人に応募するメリットの一つに患者様との関係性を構築しやすいということが挙げられます。
透析では、一人のご利用者様に対して継続的に透析を実施していくというのが大きな特徴です。
そのため、患者様と関わっている期間が長くなり必然的に患者様との関係性を構築しやすくなると言えるでしょう。
特にコミュニケーションが苦手な人の場合、一人の患者様と深く関わることでコミュニケーションが苦手であってもある程度の関係性を築くことができるようになります。
そのような背景からコミュニケーションが苦手な人の中には、透析求人のように一人の患者様と深く関われる業務の方が向いているという人もいます。
まとめ
透析求人は、日勤で働きやすい求人でもあるので介護や子育てと両立している方にもおすすめです。