リクルートの営業求人の待遇とは?きついと言われる理由についても詳しく紹介

リクルートは、日本屈指の大企業で営業職として経験を積みたいのであれば、リクルート社以上に最適な企業は少ないでしょう。

そこで、この記事ではリクルートの営業求人の待遇やリクルートの営業職がきついと言われる理由、リクルートの営業求人が向いている人について詳しく紹介します。

それでは、見ていきましょう。

リクルートの営業求人の概要

リクルートの営業職は、さまざまな媒体を取り扱うので営業職という大きな括りではなく、メディアや媒体ごとに営業担当者という形で採用されることが多いです。

例えば、リクナビNEXTでは以下のような事項が営業内容として記載されています。

リクナビNEXTの営業組織は、お客様へ電話をかけ商談の設定までを行う「インサイドセールス」と、商談で提案を行い受注する「フィールドセールス」に分業化しています。

個々の力を磨き、顧客に提供できる価値をより高めることと、一人ひとりの得意なことを活かし、多くの人材が輝くことを目指した組織です。

自分が商談を設定したお客様に対して、提案、広告掲載、採用成功と専門チームにバトンがつながれ、その結果をタイムリーに把握できます。

チームでバトンをつなぎ、「採用成功」という目標に取り組んでいくからこそ、一人で取り組む以上の力が生まれ、大きな喜びを実感できます。

そして、リクナビNEXTではインサイドセールスがメインの業務になります。

実際に、リクナビNEXTで行うインサイドセールスの内容には、以下のことが記載されています。

商談の設定は、お客様との最初の接点。

お客様から必要な情報を引き出す「質問力」、どんな課題に対して提案するのが最適なのか「逆算」し「仮説を設定する力」、必要な情報を後工程のフィールドセールスに伝える「整理力」など、いい商談を設定するには総合的な力が必要です。

インサイドセールスは商談の設定に集中し、短期間でスキルを高めていくことができます。

感覚ではなく何をやれば成果がでるのか、なぜそういう結果になったのかをとことん追求していますので、営業として成果をだすメカニズムも学べる環境です。

また、リクルートでの営業職に中途で採用されるには、以下のような経験があるといいとされています。

必須条件:すべて必須※経験年数3年以上

  • 事業会社での営業企画/事業企画等の企画業務、もしくはコンサル会社等でのデータ分析、顧客提案/折衝経験
  • 企画業務の中で自ら改善や企画提案を行った経験
  • Excel等を用いた数値分析/レポート作成経験(業界不問)

歓迎条件:

  • マーケット分析に基づく事業戦略、営業/販売戦略の策定、進捗管理の経験
  • なんらかの業績改善経験
  • 社内外問わず、何らかのプロジェクトリーダー/プロジェクトマネジメント経験

このように、リクルートの営業職に転職する際には、前職で業務に関連した経験やマネジメント経験があった方がいいとされます。

もちろん、これだけではなくリクルート社にあった人材であることも採用される上では重要です。

リクルートには「Keep you weird=変人であれ」という考えがあり、世の中を変える新たな発想は突拍子もない誰かの好奇心から生まれる。

そのため、リクルートは一人ひとりの好奇心を肯定するという考えです。

リクルートの営業求人の待遇

  • 予定年収:400万円~421万円
  • 月額(基本給):214,892円~225,939円
  • 固定残業手当/月:62,677円~65,900円(固定残業時間35時間0分/月)超過した時間外労働の残業手当は追加支給
  • 査定:年2回
  • 賞与:年2回(6月、12月)
  • 通勤手当
  • 健康保険
  • 厚生年金保険
  • 雇用保険
  • 労災保険
  • 退職金制度
  • 通勤手当:通勤交通費(当社規定による)
  • 社会保険:各種社会保険完備
  • 退職金制度:退職一時金制度あり
  • 定年:60歳
  • 介護保険
  • 社員持株制度
  • 完全週休2日制(休日は土日祝日)
  • 年間有給休暇15日~20日(下限日数は、入社半年経過後の付与日数となります)
  • 年間休日日数145日
  • 年末年始休暇
  • 夏季休暇
  • GW
  • 年次有給休暇(初年度は15日付与)
  • 特別休暇(慶弔、生理、出産、公傷、看護、罹災、交通遮断)
  • 出産育児休暇
  • ケア休暇
  • 転勤休暇
  • 海外出張調整休暇
  • STEP休暇

リクルートの営業がきついと言われる理由

リクルートの営業がきついと言われる理由は、以下の3つです。

  1. 周囲の人間のレベルが高い
  2. ノルマが厳しい
  3. 残業が多い

周囲の人間のレベルが高い

リクルートの営業がきついと言われる理由の一つに、周囲の人間のレベルが高いことが挙げられるでしょう。

リクルートは、日本屈指の大企業であるだけではなく、独立志向が高い人やスキルアップを目指していきたいと思っている人が新卒で入社することも多い企業です。

そのような背景から周囲の人間もただ単に現状に満足している人だけではなく、スキルアップするためにモチベーションが非常に高い人が多くいます。

そのため、周囲の人間のレベルが高く、かつ要求されるもののレベルが高いことできついと思ってしまう人も多いでしょう。

実際に、新卒でリクルートに入社した人は、他社に転職する場合、ベンチャー企業に即戦力として採用されることが多いです。

このように、リクルートに在籍していたという経歴だけで、レベルの高い人間だという風に認識されているのも周囲の人間のレベルがいかに高いかを示しているでしょう。

ノルマが厳しい

リクルートの営業がきつい理由の一つにノルマが厳しいことが挙げられます。

リクルートの場合は、様々な商材を扱っておりルート営業や新規飛び込み営業、BtoB営業、BtoC営業など営業手法もさまざまです。

そして、それぞれでノルマが設定されています。

ノルマは基本的に会社で決められたノルマをマネージャーが各個人に割り振るという形が多く、ノルマを達成することができないと会社に居づらい雰囲気になってしまうのも事実です。

また、周囲の人間のレベルが高くモチベーションも高いのでノルマを達成することができていないと、それだけで周囲の人間から見劣りしてしまい、かつ上司からもノルマを達成することができていないのでその原因を追求されることがあります。

残業が多い

リクルートの営業がきついと言われる理由の一つに残業が多いことも挙げられるでしょう。

残業が多い背景にはノルマが厳しいことと周囲の人間のモチベーションが高いことの二つが挙げられます。

リクルートの場合は、そもそも各個人に与えられている目標が非常に高く、ノルマを達成するためには残業しないといけないことも多いです。

また、個人に対して営業を行っている商材の場合、家庭における決裁者が仕事で外出している昼間ではなく決裁者がいる夕方から夜にかけて営業するということもあり、営業する時間が遅くなってしまうこともあります。

リクルートの営業求人は未経験でも採用される?

リクルートの営業求人は未経験でも採用される可能性があります。

ただし、未経験の場合はポテンシャルが高くないと採用される可能性は低いとも言えるでしょう。

もちろん新卒の場合は営業未経験であってもリクルートに入社することは十分可能です。

一方で、中途入社の場合は前職で営業職の経験がない場合、大手企業からの転職者や高学歴の人などある程度ポテンシャルが高いと判断されるような人でないと、リクルートに転職しにくいです。

ただ、リクルートの場合はリクルート本体だけではなく、子会社や孫会社が多くあるので、リクルートマインドを受け継ぐそれらの関連会社で経験を積むことはできます。

リクルートの関連会社の場合、経歴や学歴に関係なく成果をあげることができれば評価されるという仕組みが整っています。

リクルート本体でもそのような仕組みは整っていますが、そもそもリクルート本体の場合は学歴や経歴がないと入社しにくいという背景があります。

そのため、学歴や経歴がなく未経験でリクルートに入社したいと思っている場合は、まず関連会社で実績を挙げた上でリクルート本体を受け直すというのも一つの手段でしょう。 

リクルートの営業求人が向いている人とは?

リクルートの営業求人が向いている人は、以下のような人です。

  • 独立志向が高い人
  • 自分のスキルを向上させたい人
  • コミュニケーションスキルが高い人

独立志向が高い人

リクルートの営業求人が向いてる人の特徴に独立志向が高い人が挙げられます。

リクルートの場合は若い世代の年収が高くなっており、入社10年前後で退社した場合であっても退職金を1000万円前後もらうことができるような制度が整っています。

そのため、リクルートでは若い人が積極的に独立しやすいような環境が整っていると言えるでしょう。

そして、このような環境を求めてリクルートに入社するという若い人も多いです。

自分のスキルを向上させたい人

リクルートの営業求人が向いている人の特徴に営業スキルを向上させたい人が挙げられます。

リクルートの場合は、一般的な営業会社とは違って根性論で営業を行うということは少ないです。

リクルートでは、「君はどうしたいの?」と聞かれることがあります。

リクルートではこのように部下が何か相談してきた場合や結果を出せていない場合に、上司は本人がどのように考えているのかを問うことが多いです。

このように問われることを想定しておくことで自分がどのようにしたいのか、自分がどのように行動すればいいのかを自分で考える力を身につけることができます。

その他にも、リクルートの場合は営業スキルが高い営業マンも多いので、そのような営業マンのテクニックを盗み取ることで営業スキルを向上させることも可能です。

コミュニケーションスキルが高い人

リクルートの営業求人に向いてる人の特徴の一つにコミュニケーションスキルが高い人が挙げられます。

リクルートの場合は、営業がメインになることからコミュニケーションスキルが高くないとそもそも採用されにくいでしょう。

また、リクルートでは若い人が多く、かつ社外での活動も積極的に行っているという背景からコミュニケーションスキルが高く、社内での交流も積極的に行えるような人物の方が好まれやすいです。

まとめ

リクルート社の営業職はメディアや媒体ごとに募集されることが多いので、求人数自体は多いです。

しかし、リクルート社では社員に求めるレベルも高いので、未経験可の求人であってもポテンシャルがあることを訴求できるといいでしょう。