Ryo.A_インタビュー

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One’s Willでの働き方について現役社員のリアルな声を聞きました

担当部署/肩書 取締役 営業統括部長
名前 Ryo.A
入社年 2011年

One's Willでの働き方について現役社員のリアルな声を聞きました

job  detail仕事の具体的な内容を教えてください。

私の仕事は、営業部署の管理全般です。責任者としてクライアントとの交渉やトラブル処理、進捗管理を行っています。人材部門では首都圏エリアを担当し主に派遣先の開拓を行っています。

brief仕事で心がけていることは何ですか?

業務において心がけているのは、各人材が目標に届くまで「何が不足しているか」を把握することです。人によって不足しているものは違うので、それぞれの人材に合ったスケジューリングを行うようにしています。人によっては「100の負荷があっても大丈夫」という場合もありますが、「50の負荷でも精いっぱい」という人もいます。負荷をかけすぎると目標と現実のバランスが崩れてしまうので、各人材の適性を見極めるのが重要だと考えています。

ちなみに、「不足しているもの」とは、営業成績のことではありません。営業成績に結びつく、「行動」や「能力」のことを指します。私の仕事は、その人にとってどんな要素が不足しているか分析し、相手にしっかり伝えることなんです。派遣した人材の苦手分野をしっかり把握しておけば、アドバイスされた本人もどうしたら自分の「不足」部分が改善できるかわかりやすいはずです。

educational  systemOne’s Willの教育体制について教えてください。

One's Willの教育体制について教えてください。

まず入社時に当社の方針を説明し、会社のあり方を理解してもらいます。これは、「気持ちよく働ける環境」を築いてもらうためです。次に行うのが業界用語の説明です。当社では未経験者を多く採用しているため、用語の意味を一から教えています。なので、業界未経験者の方も安心して働いています。

ちなみに、現在当社では研修用の資料を書き換えている最中です。知識をインプットしただけでは成果は出ません。なのでアウトプットに比重を置き資料をブラッシュアップさせより現場に近い状態を再現しています。教える側と教えられる側双方にとって意味のある研修体制をつくり上げていきたいと思っています。

unique  effortOne’s Willならではの取り組みについて教えてください。

当社の特徴は、ノルマを達成できない社員に対しては、その日の営業を無理に続けさせないという点にあります。適切な研修を受け現状の問題点を理解したほうが、他日の結果につながりやすいと考えているからです。数字が取れず、お客様に対して嘘をついて契約を取ってくる――それは絶対に避けなければならないと考えています。

営業のアウトソーシングは「目標」と「ノルマ」のうち、ノルマがより重視される業種です。ノルマが足りず、上司からプレッシャーをかけられる――この業界ではそんなことが日常茶飯事となっています。

当社は「三方よし」という考えを大切にしています。三方よしとは、「売り手よし、買い手よし、世間よし」という近江商人の経営哲学です。ノルマを達成させるためにお客様の声を無視した契約はただの「売り手よし」です。買い手のお客様が契約内容に理解や、満足いただけるように説明をします。当社は三方よしの精神で、営業をする我々だけなく、お客様にも幸せになってもらうことを目指しています。

契約が取れなかったのなら、「どうしたら契約が取れるのか」についてしっかり考えることを、当社は推奨しています。これは、営業未経験者を多く採用している当社だからこそ持てる考えではないでしょうか。

necessary  skillOne’s Willの社員に必要なスキルについて教えてください。

One's Willの社員に必要なスキルについて教えてください。

前に進もうという気持ちや、目的を持っていることです。それ以外に必要なスキルや経験はないです。技術や知識的なスキルがはじめから必要なら、未経験者の採用はしていませんよ(笑)。

「成長したい」「楽しく働きたい」など、目的を持っている人は仕事をがんばろうという気持ちの強い人です。でも、最初から向上心を持っている人は必ずしも多くないんですよね。なので、そうした目的や向上心は、仕事をしていくうちに見出していけばいいと思っています。

もうひとつ必要なのが「嘘をつかない」ことです。お客様先でトラブルがあったとき、担当者が保身のために嘘をつくと、事態を鎮静化できなくなってしまいます。そうなると、我々が社員自身を守ってあげられなくなるのです。基本的に、トラブルというのは社員ではなく「会社の責任」です。しかし、「事態についてありのまま伝える」というルールを守らないと、社員を守るための仕組みがあっても、それを十分機能させることができません。なので、「嘘をつかない」ということは当社で必要なスキルのひとつだと思っています。

Ideal  person「こんな人と働きたい!」という理想像があったら教えてください。

正直、「こんな人と働きたい」と思うこと自体が、社員のポテンシャルに対し先入観を持ってしまうことだと思っています。「こんな人と働ければ」と思うのではなく、働いている人のポテンシャルを見出してあげることが、私の使命だと考えています。

たとえば、会議でたくさん発言をするけれど、的を得ていない社員がいたとしましょう。私は、この社員はすでに「ポテンシャルが高い」存在だと判断します。上司もいる中で堂々発言ができるというのは、大きな長所と言えるからです。その社員のポテンシャルを引き出し、成長させてあげるには、「発言の前には資料を集めたほうがいいよ」と、私からほんの少しアドバイスをするだけでいいんです。発言できない社員の場合、発言できるように指導するところから始める必要がありますが、最初から発言できる社員の場合は次のステップに、よりスムーズに進むことができます。

このように私の仕事は社員のポテンシャルを見出すことなので、どんな社員とでも気持ちよく働けるという自信があります。しかし、強いて「一緒に働く人の理想像」を挙げるなら、ポジティブで「働く目的」をしっかり持っている人、人として魅力がある方と働けたらいいですね。魅力は何でもいいんですよ。笑顔がいい、皆より15分早く出社するなど――小さなことでも、それを継続するのは、実はとてもすごいことだと思うので。

teamwork仕事の中でチームワークを感じたことはありますか?

仕事の中でチームワークを感じたことはありますか?

数年前に、社長の冨永が「会社を10年で30億円規模にする」と目標を立てました。これをきっかけに、それまで自分の部署中心に仕事をしていた社員がほかの部署とも連携を取り、どうすれば事業をより成長させられるか考えて行動するようになったんです。私が仕事の中で「チームワーク」を強く感じたのはこのときですね。各部署の連携が強くなり、ジョブローテーションがうまく回るようになった結果、会社全体で「横のつながり」を増やすことができました。

「会社を10年で30億円規模に」という目標を立てたことで、各社員が持つビジョンも大きく変化しました。今まで「右肩上がり」でよしとしていた業績目標が、「次の年には〇億円に」と明確なものに変わったので当然ですよね。社員は、「会社を成長させるためには、そもそも商材から変える必要があるかもしれない」「そのためには何をすべきなのか」と考えるようになりました。そして、その最適解を出す手段が、各部署で連携し合う「チームワーク」だったわけです。なので、現在では業務のあらゆるシーンでチームワークを感じています。

motivation  for  job仕事のやりがいについて教えてください。

仕事のやりがいについて教えてください。

「やりがい」が何であるか明言することは難しいですね(笑)。ただ、今の仕事を楽しんでいるというのは事実です。当社は会社としてはまだまだ小さく、社員一人がさまざまな作業、たとえば人材派遣や営業などを兼任することがあります。このように、多種多様な仕事を兼任できるのは、私にとってある意味「やりがい」と言えるかもしれません。

多くの仕事をすれば、その分チャレンジも多くなります。そのチャレンジで結果を残せた時の充実感とビール。。。。、それも「やりがい」と言えるでしょう。あと、当社の社員は皆、キャラが“濃い”んですよ(笑)。そんな濃い社員とひとつのものをつくり上げたときの喜びは何ものにも代えがたいですね。