こんにちは。今回はアルバイトの求人を探すにおいて皆さんも一度は目にしたことがあるであろう、”コールセンター”の求人情報についてです！！
コールセンターといえば、よく持たれているイメージとしては、「高時給だけど働くのに勇気が出せずに一歩が踏み出せない。」や「高時給がゆえに、ミスしたときに企業のイメージダウンに繋がってしまうから不安。」などがよくあると思います。
たしかに以前はコールセンターのアルバイトは高時給とはいえ、敷居が高く、あまり人気ではありませんでした。しかし、最近ではどこの企業もコールセンターのアルバイト募集を積極採用しているので、平均的に以前よりも高時給になってきています。さらにはしっかりとした研修制度やサポート体制が整っているので、未経験や初心者の方でも気軽に働ける環境となってきました！
そんなコールセンターの求人について、詳しくお伝えしていきます！
コールセンターって何をするのか
一概に”コールセンター”といっても、仕事内容もさまざまあり、内容に応じて「インバウンド」と「アウトバウンド」という、大きく2つに分けられ、どちらも高時給ではありますが、それぞれのコールセンターの制度によって高時給にも差が出てきます。
コールセンターの求人募集での8割近くはインバウンドの募集が多いですが、統計的にもアウトバウンドの方がインバウンドよりも高時給であると言えます。
少しでも高時給なコールセンターで働きたい。という方が応募されているようです。
インバウンドの業務内容
インバウンドとは、お客様からコールセンターに掛かってきた電話に対応する業務です。
基本的にこちらからお客様へ電話をすることは無いため、そこまでの労力を使わずに安定して高時給で働きたいという方であればインバウンドの方がおすすめです。
主な仕事内容は次の通りです。
・申し込み
お客様が商品の購入やサービスへの申し込みの際にかかってきた電話への対応です。
・問い合わせ
お客様が今購入されている商品やサービスに関する質問でかかってきた電話への対応です。
・ご意見
いわゆるお客様からのクレーム対応や商品やサービスに対する要望に関して掛かってきた電話への対応です。
アウトバウンドの業務内容
アウトバウンドとはこちらからお客様に電話をして自社商品やサービスを売り込む業務です。
アウトバウンドはインセンティブなどの制度も導入されているところが多いので、インバウンドよりも難易度は高いですが、稼ぎやすいです。
また、時給換算での高時給というよりも、成果に応じて自分次第で高時給の度合いも変動できるため、結果を出した分だけ評価や報酬が欲しいという方であればピッタリの業務だと言えます！
主に仕事内容は次の通りです。
・テレフォンアポインター
世間でいう”テレアポ”と言われる業務です。
商品やサービスについて電話で伝え、訪問するためのアポイントを取ったり、電話で契約を頂くこともあります。
・テレマーケティング
世間でいう”テレマ”と言われる業務です。
商品やサービスの満足度調査や市場調査を行います。既に商品やサービスを利用している人に対して電話をし、不満や困っていること、要望などは無いかをヒアリングし、次の商品のやサービスを紹介していきます。
コールセンターの魅力とは
では、そんなコールセンターでの仕事にはどんな魅力があるのか、紹介していきます！
高時給
なんといってもこれですね！”高時給！”
皆さんも求人を探されるときにまず目を引かれるのは”高時給！”このワードではないでしょうか？
そしてコールセンターの求人募集を見てみると、どんなに検索しても”高時給”どこを見ても”高時給”と出てくることでしょう。
その影響もあり、高時給のアルバイトはなにかと考えたときに真っ先に”コールセンター”と考える方も少なくはないでしょう。
それもそのはず、アルバイトの全業種の平均時給は約1,030円とされているのに対して、コールセンターの平均時給は約1,150円となり、統計データから見ても高時給であることがわかります。
中では更に高時給な企業では、2,000円近くの募集もあります。
時給2,000円まで来ると、高時給なアルバイトの域を超えていますね。
中には正社員よりも高時給というケースも出てくるでしょう。
働きやすさ
そうは言っても、「コールセンター以外にも高時給のバイトなんてあるじゃん。」って思う方もいることでしょう。確かにコールセンター以外のアルバイトで高時給なものはたくさんあります。
しかし、実はコールセンターのアルバイトの魅力は、高時給だけではないのです。
よくある高時給の例でいうと、パチンコ屋、引っ越し、治験、塾講師などが挙げられるでしょう。
しかし、それらにはそれ相応のデメリットも伴います。
- パチンコ屋・・・騒音が激しく、タバコが充満している店舗が多い。
- 引っ越し・・・力が無いと勤まらない、拘束時間が長い
- 治験・・・拘束時間が長い、たまに体調不良になることも
- 塾講師・・・学力が高く、教え方が上手でないといけない
それに比べて、コールセンターのアルバイトは、、、
- 夏でも冬でも居心地の良いオフィスでイスに座りながら勤務
- 力仕事も無く、基本的には電話一つあれば業務が可能
- 短時間からのシフト調整が可能なため、隙間時間でも働きやすい
などがあり、特に時間の空きができやすくて高時給で働きたいという学生や主婦の方にも働きやすい環境が整っています！
なぜコールセンターは高時給なのか
コールセンターのアルバイトはなぜ働きやすいにも関わらず高時給なのか、こちらに関しても皆さん疑問に思われるでしょう。その理由としていくつか挙げていきます。
覚えることが多い
コールセンターでは、インバウンドで商品の説明やお問い合わせに対しての応対にしても、アウトバウンドでのテレアポイントメントやテレマーケティングにしても、まずは知識がないと応対のしようがありません。
そのため、商品に対する知識や情報、時にはコールセンター自体のサポートの体制についても把握しておく必要があります。
タイピング力が必要
コールセンターでは、お客様と話をした内容をコールセンター内で情報共有するため、お客様の応対をしながらデータ入力やメモを取らなければいけません。
そのため、電話の応対力と並行してタイピング力がなければ、タイピングに手一杯になってしまい、お客様との話が頭に入ってこないこともありえます。
そうなれば、最悪の場合、クレームにもつながりかねないので、初めからある程度のタイピング力が必要とされます。
コミュニケーションスキルが必要
インバウンドであろうと、アウトバウンドであろうと、コールセンターのスタッフが話をするのは一度も会ったことのない他人です。
そのため、人見知りや電話が苦手な方は少しハードルが高いかもしれません。
しかし、ほとんどの人が初心者、未経験で始めるアルバイトであり、経験を積むにつれてドンドン慣れてきます。
人と話すことが苦手と思っていた方もコールセンターのアルバイトをして知らない人と話す機会が増えることで、「意外にも自分は人と話すことが好きかも」などと新たな自分を見つけることも少なくはありません。
そもそもどんなアルバイトであろうと、自分の未経験の業務をする際は誰しもが不安や緊張をし、場数をこなすことで慣れていくことは共通して言えます。
しかし、ここで注意しなければいけないことがあります。
それは逆に自分は人と話すことが好きだと思っていて最初から自身を持っている人です。
なぜかというと、人とコミュニケーションが取れると思っている人は、人と楽しく話すことが好きなケースが多いです。
そのため、たまに来るクレームチックな電話に対してこちら側も不快に感じでしまい、お客様と接触してしまうこともあります。
コールセンターごとの決まりや制度があるかもしれませんが、基本的にクレームに対してはどんな理不尽であってもこちらは一度謝罪をしなければいけません。
そんな時に謝らずに応対してしまったり、商品の説明やお客様の要望に応えられない時には最悪の場合、「上司を出せ！」や「責任者を出せ！」など言われてしまう事もあります。
そうは言っても、そんな時のためにどこのコールセンターでもしっかりとした研修制度を取り入れているので、困ったときはマニュアル通りにこなせば問題ありません！
そして、最悪の場合は社員の方が対応を代わってくれたり、しっかりとフォローもしてくれるので、安心して業務をこなせます。
人の出入りが多く、長く働いてもらうため
高時給のアルバイトあるあるとして、辛い、大変、きついなどのイメージがあるでしょう。
たしかにこれらは高時給であればあるほど、多くみられる傾向なのは事実であり、実際に他の高時給アルバイトである、引っ越し、塾講師などにもつきものでしょう。
そしてそれはコールセンターにも言える事であり、高時給ゆえに辛い、自分に合わないなどを感じ辞めてしまう人もいらっしゃいます。
しかし、コールセンターではただ単に高時給ゆえの辛さが理由で辞める人が多いのではなく、働きやすいアルバイトだからこそ、短期で集中して稼ぐ人、とりあえずの繋ぎで働く人も多くいるため、退職者＝辛くて辞めてしまった人。というわけではありません。
通販での商品購入やオンラインサービスが増えた
最近ではオンラインで商品を取り扱う運営会社が増えていたり、通販のアプリも増えていることもあり、通販で商品を販売する人、売却する人が増えてきています。
また、トレーニングジムや英会話、学習塾などがオンラインでのサービス提供も取り入れている企業が増えており、お客様のアフターフォローをカスタマーセンターやサポートセンターなどの電話窓口としている企業が増えているため、コールセンター自体の需要が増えていることも一つの原因と言えるでしょう。
そのため、どこのコールセンターも人で不足により、高時給にしてでも人手を借りたいというコールセンターが増えているのが現状です。
コールセンターはどんな企業があるのか
コールセンターを設けている企業も増えてきていますが、その中でもどんな業種がコールセンターの募集を出しているのか、意外な業種も募集を掛けているので、一緒にご紹介していきます！
- 通信販売
今となれば皆さんも身近に感じていることでしょう。
いわゆる”通販”ですね。最近では特に通販の需要が増えていることもあり、それに平行してコールセンターの募集も増えており、それと共に高時給な募集も増えています。
- 金融・保険
意外にも日常生活で関わることもあるでしょう。
銀行やクレジットカード、保険、金融機関、証券などのコールセンターも多くあります。
- 通信
固定電話会社や携帯電話会社、Wi-Fiなどのインターネット会社などが主となり、主なコールセンターの役目はインバウンドでお客様サポートとなります。
- 旅行
旅行関係で対応してくれる旅行代理店ですね。
こちらのコールセンターも主にはお客様サポートとなります。
- 電気、ガス、水道
私生活で意外にも電話することもあるでしょう、電気やガス、水道会社ですね。
- 製造
製造と言っても範囲が広く、飲食の製造や印刷、製本、機械器具、家電なども含まれます。
- サービス
飲食業、宿泊業、IT関連サービス、レジャー・娯楽施設など。
高時給のコールセンターを見つけるポイント
できるだけ都心部で働く
これはどの業種にも言えることですが、やはり都心部に近いほど高時給になりやすいです。
そしてコールセンターであれば、都心部ほどコールセンターの数も多く、周りに競合も多くあるためより高時給になりやすいので、狙い目です。
英語やITスキル、接客などの経験、能力を活かす
特にアウトバウンドのテレアポイントやテレマーケティングを取り入れているコールセンターでは、能力や成績に応じてアルバイトでも元々高時給だったものがさらに昇給されたり、インセンティブ制度を導入している企業が多くあります。そのため、時給だけではなくインセンティブで稼ぐことでより高時給にしやすくなります。
土日、深夜帯の募集をしているコールセンターを探す
これに関しても、どの業種でも土日や深夜帯の方が高時給なのでコールセンターのみではありませんが、コールセンターも同様で土日や深夜帯の方が高時給な募集が掛けられています。
最近では24時間コールセンターでのサポート体制を整えている会社も多くあるので、「どうせコールセンターで働くならより高時給の業務が良い」という方は、ぜひ土日や深夜で募集をかけている企業に応募されることをおすすめします！
最後に
ここまででもお伝えしたように、最近のコールセンターのアルバイトは高時給だけではなく、研修面やシフトの融通の利きやすさの面をみても働きやすい環境となってきています。
コールセンターなどの高時給なバイトが必ずしも皆さんに合っている、とは言えませんが、どのみち同じ1時間を使うのであれば、より高時給なバイトで働いた方が効率が良いと言えるでしょう。もちろんコールセンターとなると、働く前に「難しそうだな」「自分にはできなさそうだな」と不安になる気持ちもあるでしょう。
しかし、自分に”合う””合わない”は良くも悪くも、一度働いてみてからでないとわかりません。
そしてそれはコールセンターだけでなくどの仕事に関しても言えることです。
まずはそういった様々な業務を経験してあなたに合う仕事を探していくのも一つの方法と言えるでしょう。
皆さんもコールセンターのアルバイトで”高時給”というものを一度味わってみてはいかがでしょうか。