こんにちは、今回は多くの方が愛用されているドンキホーテに関してですが、あまりイメージがつかない方も多いでしょうが、実はドンキホーテもコールセンターを設けているのです。
あまりドンキホーテとコールセンターでは普段利用しても関りがなさそうですが、ドンキホーテのコールセンターは一般的な企業のコールセンターとは少し違っており、募集形態だけでなくその役割としても特殊な部分があるようです。
そのため、今回は実際にドンキホーテのコールセンターの求人に関して、調べた上で分かってきた内容について詳しくご紹介していきます!
ドンキホーテについて
皆さんも普段よく目にしたり、利用している方も多いでしょうが、実はドンキホーテについてそんなに詳しく知らないよという方もいらっしゃると思いますので、コールセンターの紹介の前に少し、”ドンキホーテとはなにか”についてご紹介していきます。
そもそもドンキホーテとは、株式会社ドンキホーテが運営している、大型の総合ディスカウントストアであり、株式会社ドンキホーテとはPPHI(株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス)グループのうちの1つの企業です。
ドンキホーテの店頭では、食品、時計やサングラス、スポーツ用品に家具、衣服におもちゃなど、数えきれないくらいの種類の商品が置かれています。
店舗も日本全国の各地域にあり、その数は約500店舗となっています。
ちなみにですが、正しい表記としては”ドンキホーテ”ではなく、「ドン.キホーテ」です。
一般的なコールセンターの募集内容
現在、ドンキホーテのみならず、数多くの企業がお客様のサポート窓口としてコールセンターを設けており、様々な求人媒体に募集の掲載をしていますが、よくコールセンターの仕事としてイメージされる業務内容としては、お客様から掛かってきた電話に応対する。というイメージが強いでしょう。
しかし、”コールセンター”といっても、募集内容によっては仕事内容もさまざまあり、大きく分けると「インバウンドのコールセンター」と「アウトバウンドのコールセンター」の2つの業務内容にわけられます。
それぞれのコールセンターではどんな仕事内容なのか紹介していきましょう!
インバウンドのコールセンターの募集内容
インバウンドとは、お客様からコールセンターに掛かってきた電話に対応する業務です。
世間的にコールセンターの募集でイメージされている、お客様のサポート部署のオペレーター業務です。
基本的な業務はすべてマニュアルに沿って対応するので、特に未経験の方でもコールセンターの募集に対して気軽に応募しやすくなっています。
インバウンドのコールセンターで募集されている主な応対内容は次の通りです。
- 申し込み
お客様が商品の購入やサービスへのお申し込みの際にコールセンターに掛かかってきた電話に対応する業務です。申し込みの流れは基本的にマニュアルに沿って対応するので未経験でも安心です! - 問い合わせ
お客様が今購入されている商品やサービスに関する質問でコールセンターに掛かってきた電話に対応する業務です。未経験で最初に迎える壁はこの商品に対する質問と言えるでしょう。商品の知識や説明の仕方が身についておらず、あたふたしてしまうケースも多いです。 - ご意見
いわゆるお客様からの問合せ対応や商品やサービスに対する要望でコールセンターに掛かってきた電話への対応であり、いわゆるクレーム対応です。時には理不尽なクレームも来てしまうため、未経験から始めるとクレームに対する免疫がついていないので少しメンタルに堪えるケースもあるかもしれません。
アウトバウンドのコールセンターの募集内容
アウトバウンドの求人募集はインバウンドの募集とは真逆で、コールセンター側からお客様に電話を掛けてアプローチをする業務です。
基本的には一度も話したことがない他人に向けて電話を掛けるので、コールセンターが未経験の方や電話自体があまり得意ではない方は、少し荷が重たく感じてしまうかもしれません。
しかし、インバウンドのコールセンターに比べてアウトバウンドのコールセンターの募集の方が比較的時給が高い求人募集が多く記載されています。
主にアウトバウンドの求人募集の中でも2つの種類に分けられます。
- テレフォンアポインター
いわゆる「テレアポ」と言われるものです。こちらは商品やサービスについて電話で伝え、アポイント、つまり訪問の約束を取り付け営業マンにバトンタッチをします。時にはそのままコールセンターとの電話で成約までつなげるケースもあります。アウトバウンドの募集の中では1番多く求人募集が出されていることが多いです。 - テレマーケティング
いわゆる「テレマ」と言われるものです。こちらは既存の顧客や商品・サービスに関心を持っている見込み顧客に対して現状の不満や要望をヒアリングし、新たに商品を提案し購入を促進するものです。「テレアポ」との大きな違いは、既に顧客となっているお客様や見込み客に対してアプローチをするため、コールセンターが未経験の方でも比較的電話を掛けやすい。ということです。そのため、アウトバウンドの求人募集の中でも特に未経験の方が働きやすい業務となっています。
ドンキホーテのコールセンターの特徴
冒頭でもお伝えしましたが、ドンキホーテのコールセンターは他の一般企業とは少し違っており、一般的なコールセンターとしては日中にその企業に直接問い合わせではなく、別で設けているコールセンターへ問い合わせをもらう仕組みとなっていますが、ドンキホーテのコールセンターはそれと逆で、日中の問い合わせはコールセンターではなく、ドンキホーテの店舗へ直接連絡をしてもらうような仕組みとなっています。
また、コールセンターの電話対応時間は20時から朝方の5時までとなっており、日中にコールセンターへの電話はできないようになっています。
ドンキホーテの店頭では家電も扱っており、通常のお問い合わせと別で、家電に関するお問い合わせのみ、ドンキホーテのホームページに記載されている”家電ソムリエ”というところに問い合わせをするようです。
こちらに関しては今現在、一時的に日中の11時から17時に電話対応が可能となっているようです。
ドンキホーテのコールセンターの求人内容
ドンキホーテのコールセンターの少し変わった形態についてご紹介しましたが、そんなドンキホーテのコールセンターの仕事内容はどうなっているのか、ご紹介していきます。
基本的にインバウンド
ドンキホーテのコールセンターの求人募集ではほぼインバウンドのコールセンターしか募集されていません。
そのため、基本的にドンキホーテのコールセンターからお客様に電話することはなく、お客様からコールセンター宛に来た電話にのみ対応する業務となっているようです。
そんなドンキホーテのコールセンターの対応業務は次の通りです。
- 商品に関する問い合わせ
ドンキホーテでは様々な種類の商品を取り扱っていますが、時にお客さんが望んでいる商品が売られていなかったり、欲しいものが売り切れていないかなどで、店舗だけでなく、コールセンターにその出荷情報などを訪ねてくる方も多くいらっしゃいます。また、ドンキホーテはほとんどの店舗が深夜まで営業していることもあり、20時以降にコールセンターに電話してくる方も少なくない為、夜以降の対応と言っても、コールセンターへの電話は他の企業に比べて比較的多いようです。 - 返品や商品の不具合に関する問い合わせ
上記でお伝えしたように、ドンキホーテでは数多くの商品を取り扱っている為、時には購入後に不具合が起こってしまって使えないなどのケースも出てきます。また、お客様の方で似たような商品を買おうとしていたが、間違えて別のものを購入してしまうケースもある為、日中にドンキホーテの店舗に電話できなかった方などはコールセンター宛に電話をしてくるケースもあります。 - データ入力
ここまでご紹介したお客様からの問い合わせに関しては、もちろんドンキホーテの店舗やコールセンターでその場で対応もしますが、どのような問い合わせがあったかなどの情報共有もしなければいけない為、電話対応をした後は必ずコールセンター内の指定の場所にデータを入力しなければいけません。
募集されている契約形態
ドンキホーテのコールセンターの求人募集はそれほど多くの募集はされていませんが、特に決まった契約形態というのはなく、アルバイトや派遣社員としても募集している掲載がありました。
また、いずれもドンキホーテの店舗での勤務ではなく、ドンキホーテのコールセンターでの募集の為、勤務時間は夜から深夜にかけてとなっています。
募集の数は多くない
実際にドンキホーテのコールセンターの求人募集を調べてみたところ、現在、ドンキホーテのコールセンターの求人募集はそれほど多く掲載されておらず、掲載が終了しているものも多くありました。
そのため、一般的な企業のコールセンターの求人募集とは違って、いつでも応募できるというような余裕はなさそうです。
少しでもドンキホーテのコールセンターに興味がある方は早めに応募してしまわないと、募集自体が終わってしまう事もあるでしょう。
<最後に>ドンキホーテのコールセンターはどのような人に向いているか
ここまで、ドンキホーテ自体の紹介やドンキホーテのコールセンターの求人の特徴などについてご紹介してきましたが、それらを加味してどのような人に向いているかですが、一番言えるのは、”夜勤の時間帯に働いて稼ぎたい人”に向いていると言えるでしょう。
一般的なコールセンターはドンキホーテのコールセンターとは真逆で、日中のみしか業務を行わない為、日中に働きたい方にはドンキホーテのコールセンターは合わないかもしれません。
しかし、先ほどご紹介したように、ドンキホーテのコールセンターは20時からのみ稼働している為、日中忙しく、夜勤でしか働けない人や、日中働いていて早めに仕事が終わる方などからすれば、深夜しかやっていないドンキホーテのコールセンターは逆にメリットだと言えるでしょう。