こんにちは、今回は多くの人が知っているJAFのコールセンターについてです。JAFと言えば、特に車関係で聞くことが多いでしょう。しかし、意外にもJAFとはどのような企業なのか、JAFではどこまでのサポートをするのかというところをも踏まえて、JAFのコールセンターの業務内容や求人募集について詳しくご紹介していきます。
はじめに
JAFと言えば、皆さんも一度は聞いたことがあるでしょうが、中にはJAFという名前自体を聞いたことが無いという方もいらっしゃるでしょう。JAFは主に自動車関係でよく聞く名前であるため、自動車の免許を持ってない方や、「自動車関係は全く知らないよ。」という方もいらっしゃると思うので、JAFのコールセンターについてご紹介する前に、JAFとはそもそもどのような企業なのかについて、詳しくご紹介をしていきます。
JAFとは
JAFとは一般社団法人の日本自動車連盟のことであり、主に自動車に関する様々な業務を取り扱っています。もともとはオーナードライバーの権益を保護する目的で設立された一般社団法人なのです。1963年に設立され、略称では「JAF」とされていますが、80年代まではジェイエイエフと呼ばれていました。
JAFは会員制のロードサービス会社であり、本部は現在東京都にあります。その直下に各8つの地方で支部あり、さらにその直下の各都道府県別の52の支部で構成されています。会員登録の種類は個人、家族、法人の複数があり、JAFのロードサービスは会員に登録していない人も依頼をすることができます。その場で入会も可能ですが、その際は入会金と年会費とは別途で一般料金というものが掛かってしまうようです。
また、JAFの会員に登録しておくことで、飲食店やカー用品店、ガソリンスタンドなどの日常生活で使える割引や特典があり、全国で約47,000か所で使う事が出来るため、「JAFの会員にはなったけど、事故にもあってないし、故障もしてないから無駄になっている。」という方にもメリットが感じられるサービスとなっているのです。
JAFの主な事業内容
先ほど少しご紹介しましたが、JAFの主な業務内容はロードサービスとなっています。
ロードサービスとは故障救援のことであり、事故や故障のため自走が不可能となった自動車のサポートをするサービスであり、年間で約300万件ほどの出動実績があるのです。まずは指令室が電話の受付をし、地域ごとの移動局に配車をしているようです。地方で起こった事故や故障の問い合わせがあっても、東京にあるJAFの本部へ転送され、配車をされるのです。各支部ごとに地域の基地はありますが、直営の基地で対応できない地域では、JAF委託の整備工場やレッカー業者が、ロードサービスをおこなっています。
コールセンターの業務とは
JAFとはどのような企業なのかをご紹介したところで、そもそもコールセンターってどんな仕事をしているのかが気になってきますね。日本では多く企業がコールセンターを設けており、求人募集も出しています。それらを元に、一般的な企業のコールセンターではではどのような仕事をしているのかについて、ご紹介していきます。
コールセンターの仕事は大きく分けると2種類ある
コールセンターと言っても、各企業の扱っている商品やサービスによってコールセンターの業務も変わってきます。また、大きく分けると「インバウンド」と「アウトバウンド」の2つに分けられます。それでは、それぞれのコールセンターではどのような仕事をするのかご紹介していきます!
- インバウンドのコールセンター
インバウンドとは良くイメージされているお客様サポートのカスタマーセンターやサポートセンターなどのコールセンターのことであり、お客様からコールセンター宛に掛かってきたお問い合わせに対しての電話対応をします。
- アウトバウンドのコールセンター
次に、アウトバウンドのコールセンターですが、アウトバウンドは世間でいう”テレアポ”がそのイメージに近いでしょう。主にコールセンター側からお客様に自社の商品やサービスを提案し、購入につなげる業務です。
JAFのコールセンターの業務内容
次に、JAFのコールセンターではどのような仕事をしているのかについて、ご紹介していきます。
JAFのコールセンターはほとんどがインバウンドの業務
JAFでは各地域でコールセンターを設けておりますが、どこのコールセンターでも基本的な業務は同じになっており、その業務のほとんどはインバウンドの受付業務です。しかし、JAFは幅広サービスを行っているため、コールセンターへのお問い合わせ内容は様々です。その中でも主なお問い合わせ内容をいくつかご紹介していきます。
- 車両事故
車両事故は何も車同士の事故だけではなく、縁石に乗り上げたり、ガードレールや電柱にぶつかってしまうなどのケースもあります。そんな時にJAFに連絡をすれば、事故の対応だけでなく車の手配をしてくれます。自力で動けない車はJAFが手配したレッカー車によって搬送されます。
故障やトラブル
車両事故の次にJAFのコールセンターへの音合わせで多いのが、”故障”や”トラブル”です。主には車両事故と同じで車が動かなくなってしまったケースですが、パンク、ガソリン切れ、バッテリーが上がる、キー閉じ込みなどです。そんな時でもJAFのコールセンターに電話をすれば、迅速に対応をしてくれるのです。
- 車検や保険
JAFのコールセンターでは、事故やトラブルの対応だけでなく、車検や保険に関するお問い合わせも多く来ます。車を持っている方であれば、車検も保険もどちらも必ずついてくる問題のため、JAFへの問い合わせ件数も多くあるようです。
JAFのコールセンターの求人募集の特徴とは
JAFのサービス内容を把握していただいたところで、JAFのコールセンターの求人募集ではどのような特徴があるのかについて、ご紹介していきす。
時給が高い
コールセンターの求人募集と言えば、他の求人募集に比べても比較的時給が高く設定されていることが多いですが、その中でもJAFのコールセンターの求人では特に時給が高く設定されており、JAFの求人のほとんどで時給1400円ほどを超えるものが多く掲載があり、深夜の募集に関しては時給が1700円を超えるものもありました。
長期の研修制度
JAFでは質の高いサービスを目指していることもあり、しっかりとした研修制度が導入されています。コールセンターの求人募集では基本的に研修期間としては2週間、3週間ほどが多い傾向にありますが、JAFのコールセンターでは何と2か月から3か月の研修期間を設けている募集もありました。これだけ手厚い研修をしてくれるのであれば、JAFのサービスの質の高さも納得と言えるでしょう。
未経験でも応募ができる
コールセンターの求人募集では、”コールセンター経験者のみ”であったり”業界経験者のみ”などと言った応募条件が設けられていることが多く、未経験者には敷居が高く感じてしまうことが多くあります。しかし、JAFの求人募集では”経験者優遇”というものはありますが、未経験では応募ができないというような掲載は特に無く、コールセンターの経験が無かろうと、そもそもJAFのことを知らなかろうと応募は可能なようです。
深夜のみの募集もある
コールセンターと言えば、基本的に日中の業務をしているイメージが強いですが、JAFのサービスは365日24時間で行っているため、JAFのコールセンターは24時間体制で稼働しています。JAFの求人掲載を見ると深夜のみの募集もあり、JAFのコールセンターでは深夜の人員不足とされているようなので、比較的深夜の募集に関しては採用されやすいと言ってもいいでしょう。
JAFのコールセンターが向いている人
続いてはJAFのコールセンターが向いている人についてですが、JAFのような専門的な業務となると専門知識があったり、車に詳しい人でなければ向いていないとも思われがちですが、JAFの業務内容やJAFの求人募集を元に、JAFのコールセンターで働くのはどのような人に向いているのかをご紹介します。
大学生
コールセンターの募集の際に大学生は応募ができないというケースもありますが、JAFの募集では大学生でも応募が可能となっています。JAFのような時給が高く未経験でも働けて、なおかつ隙間時間でも働けるような業務であれば、まさに大学生にはうってつけの求人と言えます。また、JAFでは正社員の募集もしているため、JAFのコールセンターで経験を積みJAFの業務に詳しくなることで、就職活動時に正社員としての応募もしやすくなるというのはメリットになるでしょう。
主婦
一見、学生とは正反対でJAFとは接点もなさそうですが、実は主婦の方もJAFのコールセンターは向いていると言えるでしょう。理由としては、やはりJAFのコールセンターの魅力となる、時給の高さや働きやすさは日頃家事などで忙しい主婦の方には向ている点となります。家庭で車を所有しているような主婦の方であれば、自身の身内で車に関するトラブルが起こったときに、JAFで身に付けた知識を生かすことができるでしょう。
<まとめ>JAFで働くメリット
ここまででJAFとはどのような企業なのか、JAFのコールセンターの業務内容や求人の特徴についてご紹介しました。それらをまとめると、JAFのコールセンターで働くメリットとしては、未経験でも高い時給で働けて、JAFのような安定した企業で働けるというところでしょう。
また、JAFの様な緊急時に役に立つ知識やサービスを知っておくことで、日常生活でも役立たせることができます。
JAFのコールセンターは各地方で求人募集をしており、同時に複数人の募集をしているケースがありますが、JAFほどの魅力があればすぐに埋まってしまうことも考えられます。
そのため、皆さんも少しでもコールセンターの業務に興味があれば、一度JAFのコールセンターに応募をされてみてはいかがでしょうか。