エイブルのコールセンターは辛い?業務内容や待遇を紹介

エイブルでのコールセンタースタッフは、そのきちんとした対応から「仕事や研修が厳しいのでは?」と思われがちかもしれません。

まずは、エイブルでの仕事の基本的な内容を知っておきましょう。

エイブルの会社概要や業務内容のほか、メリットやデメリットなどを詳しく解説していきます。

エイブルとは?

株式会社エイブルとは、東京都港区に本社を構える賃貸仲介企業で、不動産賃貸仲介およびその関連事業を行っています。

エイブルは、創業50年以上の老舗であり、これまでの紹介件数は累計500万件にものぼる大手企業です。

賃貸物件を探したい場合、直接店舗に来店または、オンライン上で希望のエリアや物件のタイプを検索・入力して、お部屋探しができるシステムを取り入れています。

コロナ禍でなかなか店舗に出向くことが難しい現代としては、利用しやすいシステムと言えるでしょう。

加えて、エイブルでは学生向けの「学割」や女性のための「女子割」、エイブルのリピーター対象の「リピーター割」といった各種割引制度も充実しています。

エイブルのコールセンタースタッフが活躍する「来店しないお部屋探し」では、AOS(エイブルオンラインシステム)を導入しており、PCやスマートフォンなどを通してエイブルでのお部屋探しや内見、各種相談などに対応が可能です。

また、エイブルコールセンターは24時間受付しており、「部屋のブレーカーが落ちる」「ドアの開閉がしづらい」といった相談などを受け付けています。

エイブルのコールセンターの業務内容

続いて、エイブルのコールセンターにおける、具体的な業務内容についてです。

エイブルのコールセンターの主な仕事は「お客様からの、部屋探しに関するお問い合わせ対応」「入居者への対応」「各種手配業務」となります。

部屋探しの問い合わせ対応

エイブルで部屋探しを目的とする利用者に対し、部屋探しに関する問い合わせ対応などがメインの仕事となります。部屋を探している、または契約が見込めそうなお客様からの入電対応です。

入居者対応

お部屋探しの問い合わせだけでなく、エイブルの物件に住んでいる入居者からの、電話やメールによる問い合わせにも、コールセンタースタッフによる対応が必要です。

部屋のトラブルや、備え付け機械の故障および破損のほか、修理に関する問い合わせが多い仕事と言えます。

具体例を一部挙げると、入居者から多い問い合わせや相談は以下の通りです。

  • 物件備え付けの設備や機械の不具合に対する修繕依頼
  • 契約に関連する問い合わせ
  • 物件に関連するあらゆる物の管理についての相談

手配業務

エイブルのコールセンタースタッフは、電話やメールの対応だけでなく、各種手配業務も仕事内容に含まれます。

手配業務の具体例としては、以下のような内容が挙げられます。

  • 問い合わせの内容に応じて、関係各所へ連絡・調整業務を行う
  • 入居者からの相談内容や依頼などを案件化したのち、営業店やオーナー、パートナー企業(修繕担当)などへ発信する
  • 工事や修繕の可否等を確認し改善のための各種調整を行う

エイブルのコールセンターのメリット

続いて、エイブルのコールセンタースタッフとして働くと、どのようなメリットが得られるのかを解説していきます。

エイブルのコールセンターのメリットを知っておくことで、自身の責任や使命感、やりがいを再確認できるでしょう。

マニュアル通りの業務が多い

エイブルのコールセンター業は、店舗によって多少違いがあるにせよ、マニュアル通りの業務が多いのが特徴です。

創業50年の歴史が培った実績と、他の圧倒する店舗数が示すように、徹底したマニュアル指導と監修制度があります。

実力で築いたノウハウを丁寧に指導してくれるので、マニュアルをマスターすれば徐々に慣れていけるでしょう。

アウトバウンドとインバウンドが分かれている

エイブルのコールセンターは、アウトバウンドとインバウンドが分かれています。

アウトバウンドとは

まず「アウトバウンド」とは、見込み客等に対してエイブル側が営業などのアプローチをかけることを指します。
いわゆる「テレアポ」や「訪問販売」、「電話でのアンケート調査」などがこれに該当し、企業側からの積極的な働きかけが特徴です。

エイブルのコールセンターの仕事に当てはめると、次のようになります。

  • お部屋探しの見込み客へのセールスコール
  • お客様へのフォローコール
  • 物件および各種割引、キャンペーンの案内

インバウンドとは

一方の「インバウンド」とは、アウトバインドとは逆に、顧客からエイブルに問い合わせがあることを指します。
つまり、顧客がエイブルへ自発的にアプローチをしているという点が大きな特徴です。

例を挙げると「商品」「お問い合わせフォーム」「お客様窓口」などがインバウンドに該当します。
エイブルにおいては以下の業務がインバウンド業務です。

  • お部屋探しの問い合わせへの対応
  • トラブルや修繕への相談への対応
  • Web上での内見など各種予約受付

そして、エイブルのコールセンターの仕事は、アウトバウンドとインバウンドに分かれています。

その理由は、エイブルはお部屋探しを目的とするお客様からのお問い合わせや、入居者から相談(住宅設備のトラブルや故障、不備といった内容のもの)を受け付けるインバウンドに特化した窓口と、各種案内や居住性における問題の有無を新規入居者へ確認するアウトバウンド専用の窓口を設けているからです。

それぞれのコールセンタースタッフが対応することで、混乱を防げるだけではありません。

近年のエイブルでは、クレーム内容などをデータ化したり、クラウド型の電話システムなどを導入するようになりました。
その効果もあり、コールセンタースタッフの能力や習熟度に合わせて着信を振り分けることや、管理スタッフがコールセンタースタッフをモニタリングすることが可能となったのです。

それがさらなる成果を産み、お客様からの入電から応答までの時間および、電話対応後の情報処理にかかる時間などが大幅に短縮されるまでになりました。

そのため、インバウンドとアウトバウンドに分かれていることで、エイブルのコールセンター従業員としての業務も負担が小さくなっています。

繁忙期以外の業務量が少ない

エイブルのコールセンターの仕事は、繁忙期以外の業務量は比較的少ないと言えるでしょう。
応募するなら繁忙期を避けて、余裕のある時期に研修を受けて仕事に慣れることがおすすめです。

エイブルを含めて不動産業界は、年間で見ると繁忙期が大きく分けて2回あります。それは「8月下旬~10月上旬」と、年度末にあたる「2月~3月」です。

8月下旬~10月上旬

この時期は、10月の上旬が転勤シーズンとなっています。そのため、転勤先で物件を探す人が必然的に増えます。
また、気候の良さや縁起の良さから結婚シーズンでもあり、新婚さんが新居探しに入るため、お部屋探しの需要が一気に上がるのです。

2月~3月

続いて2月~3月は超繁忙期とも言える時期です。卒業シーズンに当たるため、進学や就職といった4月からの新生活へ向けて、お部屋探しをする人が一気に増えます。
すなわち、この時期はエイブルに限らず、不動産業会で最も忙しい時です。

エイブルのコールセンターのデメリット

エイブルのコールセンタースタッフの業務は、非常にやりがいのある仕事です。しかしその反面、デメリットもあります。

例を挙げると、「21時間体制であること」「迅速な対応が求められること」「精神的な負担が大きいこと」などです。

24時間で対応しないといけない

エイブルのコールセンターは、24時間体制です。24時間勤務ではないにしろ、夜勤シフトもあるでしょう。
そのため、生活が不規則になるのが嫌な人や夜は眠りたい人には向かないかもしれません。

すぐに対応が必要

エイブルのコールセンタースタッフは、お客様の要望や相談に対してすぐに対応しなければなりません。

例えば、設備の欠陥や故障に対して修繕の可否を問われた場合、速やかに各業者などにコンタクトを取り、適切な手配をする必要があります。

判断力と迅速さが求められるので、冷静さに欠く人にとっては少々酷かもしれません。

精神的な負担が大きい

エイブルのコールセンターへのお問い合わせは、当然ながらクレームもあります。
しかも、繁忙期となるとなかなか電話が繋がらないこともあり、苛立ちをぶつけられることも少なくありません。

それらも含めて仕事だと割り切れる精神力が求められますが、負担が大きいことは否めないでしょう。

エイブルのコールセンターがおすすめの人

では、エイブルのコールセンターにはどのような人が向いているのでしょうか?
特にお勧めの人は「冷静に対応出来る人」「夜型の人」「コールセンターの経験がない人」などです。

では、詳細を見ていきましょう。

冷静に対応できる人

お役様からの予期せぬお問い合わせやクレームにも冷静に対処し、改善のための良案を提供できる人はこの仕事が向いています。
さらに適切な判断力に自信のある人は、きっと信頼される戦力となるでしょう。

夜型の人

エイブルでは、日中はもちろん24時間対応なので、深夜の勤務もあります。
しかし、深夜は比較的電話も少ないので、もともと夜型の人は業務の少ない深夜に働くことができることがメリットです。
しかも深夜勤務は給料も高いので、お金が欲しい人は狙い目ではないでしょうか?

コールセンター業務の経験がない人

エイブルが初めてのコールセンター業務でも、心配はありません。
マニュアルが完備されているので、経験がない人でもやりやすい仕事です。

まとめ

エイブルのコールセンターは、不動産系のコールセンター業務なので激務と想像する人も多いでしょう。
しかし、エイブルのコールセンターは業務範囲が分かれているので、働きやすい環境と言えます。

エイブルのコールセンター業務に興味がある人はぜひ応募してみるといいでしょう。

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