こんにちは、今回は日本の企業の中でも最大手とも言える楽天グループのサービスの1つである、楽天証券についてです。
最近では個人の一般のサラリーマンの方でも気軽に投資が出来るようにもなってきており、楽天証券を広告などで目にする機会や実際に楽天証券を利用している人も多くいらっしゃるでしょう。
そんな楽天証券でもコールセンターを設けており、求人募集もいくつか掲載がありましたので、実際の楽天証券の求人募集を元に詳しくご紹介していきます。
はじめに知っておくこと
今回は楽天証券という企業のコールセンターについてのご紹介となりますが、紹介をするうえでいくつかしっかりと把握しておかないとなかなか頭に入ってこないことや、わかりにくいことがあると思います。そのため、まずはそもそも楽天証券とはなにかについて、楽天と楽天証券の違いも含めて、簡単にご紹介していきます。
楽天証券とは
皆さんも”楽天”と言えば、通販やクレジットカードでよく耳にしたり、実際に利用している人も多くいらっしゃると思います。
しかし、楽天証券というものは聞いたことないという方も多くいらっしゃると思います。
楽天証券とは、楽天グループのうちの1つの企業である、楽天証券株式会社が運営している金融商品取引業者のことです。
金融商品とは、楽天証券のような証券会社や銀行、保険会社などの金融機関が扱っている商品の事であり、投資信託、株式、公債、保険などの事をいわれています。
主に投資をする際に扱う商品の事も金融商品と呼ばれており、最近では個人の方でも気軽に投資ができるようになっているため、楽天証券の利用率も上がってきています。
証券会社とは
証券会社とは、株の発行元の会社と投資家、または投資家と投資家の間に立って、株式の売買の取次ぎや引受けなどを行う会社のことです。
開業にあたっては、内閣総理大臣の登録を受ける必要があります。
証券会社は大きく分けて、店舗証券とネット証券の2つがあります。
店舗証券とはお店を構えて、窓口や営業マンなどと実際に会って、株の取引きを行うことができる会社のことです。
一方のネット証券は実店舗を持たず、インターネットを通して株の取引きを行うことができる会社のことです。
ネット証券はインターネットが普及し始めた1990年代後半に誕生し、ネット証券によって株取引が多くの人の身近なものになりました。
一般的なコールセンターの仕事内容
インバウンドのコールセンターの募集内容
インバウンドとは、お客様からコールセンターに掛かってきた電話に対応する業務です。
世間的にコールセンターの募集でイメージされている、お客様のサポート部署のオペレーター業務です。
インバウンドのコールセンターで募集されている主な応対内容は次の通りです。
- 申し込み
お客様が商品の購入やサービスへのお申し込みの際にコールセンターに掛かかってきた電話に対応する業務です。申し込みの流れは基本的にマニュアルに沿って対応するので未経験でも安心です! - 問い合わせ
お客様が今購入されている商品やサービスに関する質問でコールセンターに掛かってきた電話に対応する業務です。 - ご意見
いわゆるお客様からの問合せ対応や商品やサービスに対する要望でコールセンターに掛かってきた電話への対応であり、いわゆるクレーム対応です。コールセンターが未経験の方だと、クレームに対する耐性がついていないので、少しメンタルに堪えるケースもあるかもしれません。
アウトバウンドのコールセンターの募集内容
アウトバウンドの求人募集はインバウンドの募集とは真逆で、コールセンター側からお客様に電話を掛けてアプローチをする業務です。
インバウンドのコールセンターに比べてアウトバウンドのコールセンターの募集の方が比較的時給が高い求人募集が多く記載されています。
主にアウトバウンドの求人募集の中でも2つの種類に分けられます。
- テレフォンアポインター
いわゆる「テレアポ」と言われるものです。こちらは商品やサービスについて電話で伝え、アポイント、つまり訪問の約束を取り付け営業マンにバトンタッチをします。時にはそのままコールセンターとの電話で成約までつなげるケースもあります。アウトバウンドの募集の中では1番多く求人募集が出されていることが多いです。 - テレマーケティング
いわゆる「テレマ」と言われるものです。こちらは既存の顧客や商品・サービスに関心を持っている見込み顧客に対して現状の不満や要望をヒアリングし、新たに商品を提案し購入を促進するものです。「テレアポ」との大きな違いは、既に顧客となっているお客様や見込み客に対してアプローチをするため、コールセンターが未経験の方でも比較的電話を掛けやすい。ということです。そのため、アウトバウンドの求人募集の中でも特に未経験の方が働きやすい業務となっています。
楽天証券のコールセンターの業務内容
ここまで、楽天証券や一般的なコールセンターの業務内容についてご紹介してきましたが、実際に楽天証券のコールセンターでは、どのような業務をしているのかについてご紹介していきます。
インバウンドの業務のみ
楽天証券のコールセンターでは基本的にインバウンドの業務のみで、コールセンターからお客様へ架電をすることはありません。
しかし、場合によっては、お客様から問い合わせをもらった内容について一度確認等をしてから、コールセンター側からお客様へ折り返しの架電をすることはあるようです。
また楽天証券のコールセンターでの対応業務は次の通りです。
オンライントレードの操作に関するお問い合わせ
最近の証券取引は銀行などの窓口だけでなく、携帯などを利用してネット上でも取引ができるようになっています。そのため、楽天証券もネット上で取引ができるようになっており、投資を始めたばかりの方で楽天証券で口座開設をしている方が、コールセンターにその操作方法などに関して問い合わせをしてくることがあります。
各種商品や物価の説明
楽天証券では、数多くの金融商品を取り扱っており、またその商品の値動きもあります。
そのため、新たに商品取引をしようとしている方などから、各商品に関する問い合わせや、物価に関する問い合わせがコールセンター宛にくるようです。
データ入力
これらの楽天証券への問い合わせ内容や、コールセンターから架電をして確認したことをしっかりとコールセンター内で共有をしなければいけないため、電話対応をした後は必ずコールセンター内の指定の場所にデータを入力しなければいけません。
また、楽天証券のような証券会社では、個人情報の取り扱いや情報というものをとても重要視している為、楽天証券ではこのデータ入力は特に重要な業務となっています。
楽天証券のコールセンターの求人募集
次に楽天証券のコールセンターではどのような求人募集がされているかについてですが、楽天証券のコールセンターの募集は”コールセンターのオペレーター”と”コールセンターのリーダー候補”としての2つの求人に分けられているので、それぞれ実際に楽天証券のコールセンターの求人募集として掲載されている情報を元に詳しくご紹介していきます。
コールセンターのオペレーター
まず初めに、コールセンターのオペレーターとしての募集についてですが、こちらは一般的なコールセンターの求人募集と同じような募集であり、主な業務内容としては先ほどご紹介した業務内容と同じです。
しかし、オペレーターと言えど、楽天証券のコールセンターは通常の企業のコールセンターよりもいくつか応募条件が定められているので、ご紹介します。
必要業務経験
- コールセンター経験
楽天証券は「顧客満足度NO.1」を売りとしていることもあり、例えコールセンターだとしても高品質なサポート、サービスを目指している為、全くの未経験では楽天証券で働くことも難しいようです。 - 金融機関(証券・銀行等)での業務経験
楽天証券のような証券会社への問い合わせとしては、専門的な内容についてわからない人や困っている人が問い合わせしてくるため、コールセンターの人間自身も専門的な知識は必須となります。楽天証券のコールセンターでは業務開始前にしっかりとした研修制度を導入していますが、事前に最低限の知識を持っている人のみしか採用はされないようです。
コールセンターの管理者
楽天証券のコールセンターではオペレーターのみならず、コールセンター内のリーダー候補としても募集を掛けており、オペレーターよりも待遇が良い条件で募集がされているようです。
また業務内容に関してもオペレーターよりも多めな業務となっており、主な業務は次の通りです。
オペレーターの管理及び育成
コールセンターのリーダー候補として募集がかけられていることもあり、通常の楽天証券のオペレーターとしても業務をしながら、他のオペレーターの業務を管理や育成をし、楽天証券のコールセンター内の技術向上に貢献する業務です。
業務改善の提案
現状の楽天証券では業務効率向上の為に様々な研修や改善を行っておりますが、新たな意見を取り入れる為、今まで楽天証券以外で働いていた人の目線や考え方も取り入れる必要があるため、リーダー候補として募集された人の意見も取り入れられます。
必須の条件や経験
楽天証券のオペレーターでも応募の必須条件があったように、リーダー候補としての応募も条件が設けられており、主な条件としては次の通りです。
- 金融業界でのカスタマーセンター立ち上げ経験
楽天証券のコールセンターでリーダーとして業務していく上では、通常のオペレーターのような業務をしていては難しくなるため、ある程度の経験が必須となります。そのため、楽天証券以前にも証券会社や保険会社などでのサポートセンターの経験が必要となるようです。 - 業界不問でIT/システムに係るご経験や知見
楽天証券でリーダーとして働くには、様々な視点からの意見が必要となる為、ITなどのシステム面での業務効率アップの意見も必要とされます。
<最後に>楽天証券のコールセンターは今が狙い目!?
ここまで、楽天証券の企業についてや楽天証券のコールセンターの業務内容についてご紹介してきましたが、実際に楽天証券の求人募集を探していると、オペレーターの募集が終了しているものもあるため、コールセンターの募集枠が減ってきている可能性もあります。
しかし、楽天証券のコールセンターのリーダー候補としての募集はまだ掲載されている為、もう少し募集がされていそうです。
楽天証券の求人募集などを見ても、条件の良い募集が多かったり、楽天証券程の規模となるとさすがの福利厚生の手厚さとも言える募集も多くありました。
そのため、今後楽天証券の募集が無くなってしまう可能性もある事を考えると、今のうちに楽天証券のコールセンターの募集を見つけたら、応募しておいた方が良いと言えるでしょう。