トランスコスモスのコールセンターはやばい？評判や業務内容を紹介

業務内容

ここでは、トランスコスモスがどのような会社なのか概要を知ると同時に、コールセンターの仕事の特徴について見ていきましょう。

「やばい」という評判が一定数ある理由も、本当なのか気になりますね。

1 トランスコスモスとは？
2 トランスコスモスのコールセンター業務の特徴
3 トランスコスモスのコールセンターがやばいと言われる3つの理由
4 トランスコスモスのコールセンターは在宅勤務が可能？
5 トランスコスモスのコールセンターがおすすめな人
6 まとめ
7 おすすめのコールセンター求人
8 LINEで無料相談

トランスコスモスとは？

トランスコスモスとは東京都渋谷区に本社を構え、各企業へ向けてのアウトソーシングサービスを展開している企業です。

【サービスの一例】

コンタクトセンターサービス
デジタルマーケティングサービス
データ分析
EC(電子商取引)
BPO(自社の業務を一括で外部企業へ委託)

国内では全国各地に計64ものオペレーション拠点を持ち、中国や韓国、アメリカの他、ヨーロッパの各国やASEAN各国でも事業を展開しています(世界各国に計102拠点)。

トランスコスモスのコールセンター業務の特徴

ここでは、トランスコスモスのコールセンター業務の特徴について解説していきます。

トランスコスモスの特色をよく理解しておくと、よりコールセンターの仕事についてイメージしやすくなるでしょう。

アウトソーシングがメイン

コールセンター業務の特徴としては、アウトソーシングがメインとなります。
アウトソーシングとは、外部(アウト)からの調達(ソーシング)という意味です。

一般的に使われる意味としては、企業の外部からサービスや仕事を担う人を調達して、自社の企業活動で活かすというビジネス手法を指します。

それを踏まえた上で説明すると、トランス・コスモスのコールセンターの仕事はトランスコスモスが展開する事業のコールセンター業務ではなく、トランスコスモスが下請けとして受けた企業のコールセンター業務を主に行っているのが特徴です。

「コンタクトセンターサービス」と呼び、最新のテクノロジーを使った、国内最大規模のコールセンターと言っても過言ではないでしょう。

先述のトランスコスモスの下請け企業のコールセンター業務の一部を例に挙げると、以下のようなものがあります。

【例：コールセンター業務の英語通訳ができる翻訳および通訳スタッフ】

(内容)
人気の海外映画やアニメを提供する「動画配信サービス」において、電話やチャットによるお問い合わせ窓口となる仕事です。

コールセンター内での契約締結や交渉も含む、運営に関連する会議の通訳(日本語・英語)
ドキュメントやメールなどの翻訳
ユーザーからの困りごとや相談への対応※
※よくある相談例「動画が上手く流れず視聴できない」「アプリをインストールする手順が分からない」「退会したいので手続きについて教えて欲しい」「Wi-FiおよびBluetoothの接続ができない」など

この仕事はマニュアルも完備されており、特に必要な資格はありません。
研修もあり、自身の英語力を活かしながらトランスコスモスのコールセンターで働きたい人にぜひ、おすすめの仕事です。

もちろん英語が話せなくても、トランスコスモスはコールセンター業務の仕事が幅広い分野から探せます。

研修がしっかりしている

どの求人サイトでも、トランスコスモスのコールセンター業務は「研修あり」と明記しており、例に挙げた英語を活かせるコールセンター業務も「コンタクトセンター研修」と呼ばれる参加必須の研修期間が設けられています。

主な目的は業務理解および顧客対応の訓練で、座学やOJT研修は内容も濃厚かつ充実したものです。

また、実際にトランスコスモスのコールセンターで働いている人が、研修の感想を述べています。一部紹介するのでぜひ、参考にしてください。

【男性スタッフAさん】

“座学やモニタリング、先輩が横に付いてくれてのOJTやロープレなど、コールセンター業務が未経験でも安心です。育児と仕事も両立しやすいと思います”

【女性スタッフBさん】

“サービス促進業務のオペレーターとして入社しました。トークスクリプト(営業台本)はしっかりしていて難しいものではなく、分からないことは保留にして先輩に聞ける環境が安心です”

インバウンド・アウトバウンドの両方を担当

トランスコスモスは、コールセンタースタッフがインバウンド・アウトバウンドの両方を担当するのが特徴です。

コールセンター業界で使われるインバウンド・アウトバウンドの意味を説明しながら、同社の仕事内容を解説します。

インバウンド
直訳すると「内向きの」「外側から中に入る」という意味です。端的に言えば「受け身型」のコールセンター業務で、トランス・コスモスでは顧客からの問い合わせや相談、苦情や各種申し込みの受付の対応などが該当します。
アウトバウンド
インバウンドとは逆で、こちらから電話やチャットなどで顧客にアプローチをする「自発的な」業務となります。

トランスコスモスのコールセンター業務で言えば、「サービスや商品の案内電話やLINE」「セールスサポート」「各種アフターフォロー」や「カスタマーケア」などが該当します。

トランスコスモスのコールセンターがやばいと言われる3つの理由

トランス・コスモスの評判をネットで見ると、星が5点満点中で3に満たないクチコミ総合サイトもちらほら見られます。

実際に働いていた人たちが口々に「やばい」と声を上げる理由を見ていきましょう。

長時間労働を強いられることがある

特に契約社員の扱いがひどかったという口コミが目立ちます。「長時間労働」に関しては、以下のような声が上がっていました。

一部抜粋します。

“契約社員は朝7時に出勤して、PC入力などの作業が17時から深夜2時まで休憩無しだった”

また、長時間労働が慢性化しているという問題もあり

“朝から夕方の5時でタイムカードは押すことになっているけど、実際は深夜2時までのサービス残業を強いられた”

“1日20時間近く働かされる”

といった声も上がっています。

昇給のペースが遅い

実際の声をきくと、労働内容の割に給料が低いかわりに、福利厚生が大企業クラスに完備しているとのことです。

しかし昇給のペースは遅い上、正社員登用は非常に狭き門だということも、クチコミからは伺えます。

マネージャークラスまで昇進すれば高い給与が望める一方、中途採用やエンジニア、コールセンターの契約社員の場合はかなり厳しいのが現状です。

ここは入社時に、しっかりと給与交渉をすることが重要といえます。

コロナなどの問題が発生しても平時の勤務が求められる

某サイトに匿名で投稿された元社員のクチコミですが、「コロナ禍でも出勤形態が変わらない」との声も上がっています。

クチコミを一部抜粋すると、以下の通りです。

“他のコールセンターはコロナ禍で閉鎖しているのに、〇〇支所は通常通り出勤だった。消毒も済んでないのに「自己判断で出てこい」と言われた”

“上の階でコロナ陽性者発覚。さすがにその日1日は消毒となりましたが、翌日は通常通りの出勤するように言われた”

“コロナ陽性者との濃厚接触者にあたる従業員が「休むわけにはいかない」と出勤している”

実際にこのようなクチコミがある以上、面接時にはコロナ禍での出勤形態を確認した方が良さそうです。

トランスコスモスのコールセンターは在宅勤務が可能？

結論から言えば、在宅勤務は可能です。
しかしその分、基本的には出社と同じような環境での仕事が求められます。

トランス・コスモスは「在宅ＣＣサポートデスク」というシステムを導入しており、Webカメラや専門監視チームによる人の目で、常に監視下状態にあります。

その意図としては不正操作の防止や孤独感のケア、生産性の向上およびセキュリティ強化のためにほかなりません。

しかし、手元や表情まで稼働時間中ずっと監視されるのが窮屈だと言う人は、少々ストレスかも知れません。

トランスコスモスのコールセンターがおすすめな人

「やばい」という噂がある一方で、トランスコスモスのコールセンターがおすすめな人ももちろんいます。
以下に紹介する3つの特徴にあなたが当てはまるなら、適任である可能性が高いです。

在宅で勤務をしたい人

現在トランスコスモスは、国内2,000席、海外6,000席の在宅コールセンターとして稼働しています。

在宅勤務を推進しており、監視システムの導入によって、トラブルの防止や孤独感の緩和のため、さらに在宅勤務における機能を改良し続けるでしょう。

実際に在宅勤務の経験を積み重ねて得たノウハウによって、トランス・コスモスは「オペレーショナルエクセレンス※」を獲得しています。
※オペレーショナルエクセレンス…現場での業務改善プロセスが定着して磨かれ、競合他社の優位性に立てている状態

研修をしっかり受けたい人

「業務の特徴」でも触れましたが、トランスコスモスは新人への研修を徹底しています。
同社の研修プログラムを紹介するので、参考にしてください。

【研修プログラム一例】

座学(講師と共に、基礎的な知識を学ぶ)：約1週間
OJT(先輩が付き、座学で身に着けた知識を業務の中で実践)：約40時間
ひとり立ち(いよいよデビュー。分からないことはSVや先輩が丁寧にサポート)

デビュー後も、能力に応じたスキルアップ研修を受けることも可能です。

ビジネススキルを磨きたい人

トランスコスモスのコールセンターサービスの仕事は、ビジネススキルを磨きたいという人はぜひ、経験しておくと良いでしょう。

トランスコスモスは最先端のテクノロジーを取り入れ、顧客増やそのニーズを分析します。
そしてなおかつ、戦略的なデジタルの投資にも積極的です。

さらに、現場デビューしてからもスキルアップ研修があります。
自主的に受けることで、コールセンタースタッフとしてだけでなく、ビジネスノウハウも身につけられる人もいます。

したがって、特にデジタルマーケティング系のビジネスなどはより成長できる環境が整っているといえるでしょう。

まとめ

国内にとどまらず、世界各国にビジネスを展開するトランスコスモスでの、コールセンターの仕事は理解できましたでしょうか？

仕事内容としてはアウトソーシングがメインで、同社が下請け会社として請け負う企業のコールセンター業務です。

良い口コミや「やばい」という声など、評価はさまざまですが、転職や就活における検討材料として、この記事を参考にしていただければ幸いです。

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