ベルメゾンのコールセンター(千趣会コールセンター)の業務内容とは?

ベルメゾン(千趣会)のコールセンターで働きたいと考えているならば、まずは企業の特色やコールセンターの実際の仕事内容までをしっかり理解しておきましょう。

ベルメゾン(千趣会)とは?

ベルメゾン(千趣会)とは、1955年に設立された大手通信販売会社であり、大阪市北区同心に本社を構えています。

現在はファッションやコスメ、インテリアやブランド物など幅広い商品を取り扱う「ベルメゾンネット」をはじめとするオンラインショップが人気です。

主にベルメゾンの自社商品を販売するベルメゾン・ショップや、ギフトやスキンケア用品などの各種専門ショップといったネットでの通信販売がメインとなります。

ベルメゾンは、現在さらに事業を拡大し、保険やクレジットカードサービスやウェディング事業、保育事業、料理教室まで行っているのが特徴です。

ベルメゾンのコールセンターの業務内容

ここでは、ベルメゾンのコールセンターの業務内容を紹介していきます。

コールセンターの業務を大きく分けると「インバウンド業務」「アウトバウンド業務」「データ入力・分析業務」の3つとなるので、よく理解しておきましょう。

インバウンド業務

インバウンドとは「受信」という意味です。​​ベルメゾンのコールセンター公式ホームページには、記載されているのは、次のような説明です。

”インバウンド業務としてお客様からの質問や相談などを受け、電話を始めeメールやチャットなどを通じて応対します。お客様の環境やシチュエーションによって適切なサービスおよびサポートを提供し、すべてのチャネルでの応対品質の向上・均一化に努めているのが特徴です。またお客様との距離を大切にし、より良い関係の構築を目指します。”

もう少し分かりやすく言えば、ベルメゾンの通販サイトなどを通してコールセンターへ電話をかけてきたお客様に対し、注文やお問い合わせなどに対応する仕事がコールセンターのインバウンド業務です。

ベルメゾンのお客様からかかってくる電話を受けてから注文を取ることがメインのいわゆる「受け身型」の仕事で、「笑顔で電話対応しているお姉さん」をイメージすれば分かりやすいかと思います。

ベルメゾンのコールセンターでは、実際にお客様への対応を行う前には、フルタイムで約1か月ほど時間を取って研修を受けなければなりません。

ベルメゾン社内の細かいマニュアルがあり、コールセンタースタッフとしての知識のみだけではなく正しい敬語や社会人としてのマナー、状況に応じた対応や返事の仕方などを綿密に指導されます。

このコールセンター研修はなかなか大変かもしれませんが、ここでしっかり学んでおくと実践に入ってからの業務がスムーズです。

お客様に対してベルメゾンのコールセンタースタッフとして適切な対応をするためには、とにかく経験あるのみだと思って頑張りましょう。

アウトバウンド業務

インバウンドの対義語にもなるアウトバウンドとは、直訳すると「発信」です。要は、こちらからお客様へ向けて能動的に働きかける業務を指します。

ベルメゾンコールセンターの業務としては、こちらからお客様へ向けてのお役立ち情報やサービスの紹介、商品の案内などを行うことです。

お客様からの電話を待つインバウンドと違い、電話をかける前にある程度の心の準備ができるところがメリットとも言えるでしょう。

こちらのもインバウンド業務と同様、約1か月の研修期間を要します。その間、電話のかけ方や話し方、マニュアル(スクリプトなど)を、先輩や上司についてもらい、細かく学ばなければなりません。

そしてコールセンター業務中は、お客様にひたすら電話をかけ続ける状態となります。

多くの場合、「忙しい」「また今度」「結構です」と電話を切られる上、あまりにしつこく商品の紹介やサービスへの加入を迫ると嫌がられるのは明白です。

そのため、長々とベルメゾンのマニュアル文章を読み上げるのではなく、要点だけを手短に伝えましょう。また、お客様の状況や態度によって臨機応変に対応する応用力を身に着けることが大切です。

これらのコールセンター業務は、商品の感想をはじめサービス評価など、あらゆるリサーチを図ることでもあります。そうすることで改善点やお客様のニーズを明らかにし、同社の品質向上を図ることが目的です。

データ入力・分析業務

ベルメゾンでは、インバウンドやアウトバウンド業務に加え、データ入力・分析業務もコールセンターで行います。そのため、「パソコンが全くできない」という人にとっては少々しんどいかもしれません。

例えばお客様からの注文を取る際に、電話をかけながら注文内容をパソコン画面へ入力する必要もでてきます。

そのためには、ブラインドタッチなどパソコンのタイピングスキルも必要です。苦手な人は研修中に、集中的に学びましょう。

ベルメゾンのコールセンターのメリット

ここでは、ベルメゾンのコールセンターで働くことでどのようなメリットがあるのかを見ていきましょう。

大まかには「働きやすさ」「女性スタッフが多い」「福利厚生が整っている」という3つのことが挙げられます。

働きやすい

ベルメゾンのコールセンターは「働きやすい」という声が多く上がっています。研修制度がしっかりしており、初心者でも丁寧な指導とサポートが受けられることが大きなメリットだと考えられるでしょう。

分からないことを質問してもきちんと教えてくれるということも、ベルメゾンのコールセンターの特徴として挙げられます。

次いで多いのが「人間関係が良好だ」という口コミです。ベルメゾンは、休憩スペースもゆったりと広く、業務中や休憩中も過ごしやすいとも言われています。

人間関係の良さは、職場の働きやすさに直結することなので、アルバイトから長きにわたって務める人も多いのも納得ですね。

女性のSVの数が多い

ある地域のベルメゾンコールセンターのSV(運営者)は、女性22人に対して男性が2人です。

この地域に限らず圧倒的に女性のSVが多いベルメゾンのコールセンターは、女性にとっては心強いメリットとなります。

結婚や出産などをきっかけとしたライフステージの変化や、子供の学校行事や急な病気による欠勤なども、女性SVだからこそ理解を示して女性スタッフが働きやすい環境を提供できるでしょう。

つまり、女性が仕事と家庭を両立させることをサポートしてもらえる職場だと言えます。

福利厚生が整っている

福利厚生がしっかりと整っているベルメゾンコールセンターは、誰もが安心して働ける職場です。

ベルメゾンコールセンターで保障されている各種保険や手当は、以下のものが挙げられます。

  • 社会保険完備
  • 産休制度、育休制度(取得実績あり)
  • 介護休業制度(取得実績あり)
  • 交通費(当社規定に準じて全額支給)
  • 残業手当(全額支給)
  • 夏期休暇
  • 有給休暇
  • 慶弔休暇

しかもこれらはあくまで一例であり、中には「特別休暇」「誕生日休暇」といったものまで存在します。

ベルメゾンのコールセンターのデメリット

続いて、ベルメゾンのコールセンターのデメリットを紹介します。メリットと併せて知っておくことで、応募を決定するかどうかの判断材料にしてください。

拠点が限られている

ベルメゾンのコールセンターは、拠点が国内に3つしかありません。

ベルメゾンの事業所が置かれているのは千葉県・大阪府・福岡県だけであり、各々の県内(しかも通勤可能エリア)に住んでいる人でないと、現実的にベルメゾンコールセンターで働くことは難しいでしょう。

正社員の募集がメイン

ベルメゾンコールセンターの求人は、正社員での募集がメインとなっています。

ベルメゾンは企業の質が良いだけに大量募集は行っておらず、非正規での雇用はほとんどしていないことが伺えます。

そのため、コールセンタースタッフとして「パートとして扶養の範囲で働きたい」「Wワークでアルバイトとして働きたい」という人には不利かもしれません。

そしてここに挙げた項目以外にも、「いたずら電話や理不尽なクレームがたまにある」といったこともちらほらあるようです。

仕事だと割り切り、そのような悪質な顧客への対応を学んで適切に対処する技術を身に着ける必要もあるでしょう。

ベルメゾンのコールセンターがおすすめの人

ベルメゾンのコールセンターの仕事がおすすめなのは、どのような人なのでしょうか?

ベルメゾンのコールセンターがおすすめの人を大きく3つの特徴に分けて詳しく解説していきます。

正社員として働きたい人

ベルメゾンのコールセンターは、主に正社員としての求人を出しています。したがって、「正規社員として入社し、長期間にわたって勤め上げたい」という人が適していると言えるでしょう。

しかもベルメゾン自体が老舗の大手企業であるため、「信頼と安定のある職場に正式に雇用されて身を置きたい」という人にもおすすめです。

千葉・大阪・福岡に住んでいる人

ベルメゾンは、千葉・大阪・福岡の3箇所にしか拠点がありません。そのため、ベルメゾンのコールセンターで働くとなると、必然的にコールセンター拠点がある場所に住んでいる人が適していると言えるでしょう。

しかも、ベルメゾンのコールセンタースタッフの募集も多くかけているわけではないので、もしかすると拠点のある地域に住んでいる人同士でも競争が激しいかもしれません。

福利厚生を重視したい人

給与はもちろん大事ですが、同じくらい重要なのは福利厚生です。どこで働いていても、いつ何があるかは誰にも分かりません。

そのような時、会社からきちんと保障や各種手当を受けられるということは、とてもありがたいし心強いものです。

特にベルメゾンコールセンターでは、福利厚生が非常に充実しています。そのため、福利厚生を重視して就職先を決めたい人にはおすすめと言えるでしょう。

まとめ

ベルメゾンコールセンターの仕事は、インバウンド・アウトバウンドに加え、データ入力などパソコンの操作が業務内容に含まれます。

ベルメゾンは、国内に3か所しかコールセンター拠点はありませんが、働きやすさと福利厚生の完璧さが人気です。正社員での就職を目指す人は、ぜひ応募してみてはいかがでしょうか?